のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

北摂・丹波、花めぐり

5月になりました☆
例年この時期は花散策にお祭りにと忙しい時期ですw。
大好きな春と夏の間の季節。
GWの合間の平日にいただいた休日、絶好の快晴☆

ことしぜひ行ってみたいと思ってたの花の名所があります。
兵庫・丹波市百毫寺
去年「兵庫の年」として兵庫県各地を散策していましたが、百毫寺の藤はコロナ禍で拝観謝絶でした。
ことしは拝観できるとのこと、しかもいいタイミングでみごろを迎えてるらしい♪
でも、せっかく少し遠出するのにこれだけってのももったいない。
ほかにもいろいろ調べてこの時期らしい花をいっぱいたのしもう♪

まず向かったのは兵庫でもぐっと南のほうの宝塚市
長谷牡丹園で牡丹がみごろ、芍薬も咲き始めてるとのこと。
「はせ」と読んじゃいそうですが「ながたに」牡丹園です。
行ったことはありませんが、これも去年の「兵庫の年」の一環で名前だけ記憶していた場所です。
宝塚市といっても猪名川町との境界に近い山間部。
クルマでは新名神で川西ICから地道で北上します。
朝9時の開園に合わせて出発、ウチから1時間半くらいで到着。
意外と近い♪
観賞用だけでなく薬用にも用いられる牡丹ですが、宝塚市では古くから牡丹が栽培されていたそうで、宝塚から全国各地に出荷されていたそうです。
なになに、島根の大根島にも出荷されていたとな?
2020年秋に島根に行った際に訪れた花だらけ庭園・由志園のある大根島ですね☆
そうした宝塚の牡丹の歴史を踏まえて平成13年に設けられたのが長谷牡丹園なんだそうです。
さっそく園内散策。
牡丹はピークを少し過ぎたところ(だそう)ですがまだまだ見事に咲き誇っています。
さすが「花の王」と呼ばれる牡丹、彩も大きさも、そして香りも存在感抜群。
先日京都・建仁寺でも牡丹を楽しみましたが、あちらはあんまり近寄れなかったからなぁw。
園内に一株だけの「胡蝶の舞」というめずらしい品種があります…これホントに牡丹?って感じw。
牡丹の品種はまだまだ勉強が足りないや(^^;)

長谷牡丹園の牡丹
牡丹
「胡蝶の舞」

芍薬は咲き始め、ここ数日少し冷え込んだせいで開花が足踏みなってるそうです
大輪のものはまだ咲いてないようですが、豪華な牡丹とはまた違った涼やかな美しさがありますね☆

芍薬
芍薬

さあ、丹波方面へ…と思ったんですが、その途上。
宝塚と丹波の間に三田市があります。
せっかく途中にあるんだからと思い、関西花の寺二十五か寺巡りで訪れたことのある永澤寺に立ち寄りました。
少し前に「花のじゅうたん芝桜がみごろっていってたけど、まだいけるかな?
さっそく入園しようと思ったら、拝観料が少し値引きされてる…ってことはみごろ少し過ぎかな?
確かに一面の花じゅうたんとまではいかず、少しまだら模様ですが、写真はいいとこ撮りで十分キレイ☆
道路を渡ったところにある永澤寺の伽藍は今回はスルー(^^;)
また近いうちに花しょうぶをみにくるんでその時にでもw。

「花のじゅうたん」芝桜
カラフル
一面ピンク色の世界

ここらで昼食。
来た道を少し戻ってJR三田駅前「らぁめん嬉しや」で「焼豚らぁめん(しょうゆ)」懐かしさを感じる素朴なしょうゆ味にもやしのトッピング、しこしこ歯ごたえのいいちぢれ細麺、たっぷりのほろほろバラチャーシューも\(^▽^)/コリャウマ~☆
何でも値上がりのご時世でチャーシューメンを1000円未満で食べられるというのも嬉し~やw。

焼豚らぁめん@らぁめん嬉しや

さて、改めて丹波方面へ。
おおよそ1時間ほどのドライブ…と思いきや、百毫寺まであと2kmほどというところでものすげ~渋滞(--;)
これ全部百毫寺に向かってるの!?
対向車が去っていくと前に進む渋滞、どうやらマジでお寺に向かう渋滞らしい(対向車は帰りのクルマってこと)。
ん~、まぁいいや。
山間部の里山風景はずっと眺めてても飽きないし、別に急いでるわけじゃないし。
で、走って1時間、渋滞にハマって1時間ほどお寺に入ったのは午後3時を過ぎていました(^^;)
去年秋の紅葉シーズンに訪れた時と同じ駐車場に入ったはずなんですが、まるで別世界。
あの時はボクのクルマともう2台くらいしか停まってなかったのにw。
コロナ禍で4年ぶりの公開だそうですが、以前から藤の季節はこんな感じだったのかな?
それとも「鬼滅の刃」起因の昨今の藤の花ブームの影響?
藤の花はというと、房の先まで開花してまさに満開ピークという感じ。
あと少し遅かったらみごろを過ぎてたと思います。
藤の甘い香りで酔いそうなくらいですね~♪
けっこうな混雑ですが、人は写真に極力入らないようにこちらもいいとこ撮り(^^;)

百毫寺の藤
百毫寺の藤
藤の花

想定以上に時間を喰ってしまいました。
日が暮れる前に、最後にもう1か所行こうかな~?
行けるかな~?
行っちゃおかw。
というわけで向かったのは兵庫から京都に入って福知山、大江町才ノ神の藤という古木があるらしい。
百毫寺から小一時間ほど、福知山城をかすめて大江山山麓へ。
山々に囲まれた谷あいの路傍に鉄骨の藤棚。
日暮れまでに着けた♪
…けど谷あいだけに日差しは藤まで届いてませんね~。
樹齢推定なんと1200年と伝えられる藤の古木で、京都府天然記念物に指定されています。
巨木の根元に「才ノ神」の祠がありますね。
ご祭神は「八衢比古命(ヤチマタヒコノミコト)・八衢比売(ヤチマタヒメノミコト)と久名戸神猿田彦命」だそうです。
これらはニニギノミコト天孫降臨の際の道案内をした神さまだそうで、八衢比古命・八衢比売はともに道祖神で道の安全等の守り神とのこと。
大江山から綾部に抜ける山道の途上にあって、この巨大な藤は道しるべの意味もあったのかもしれませんね☆
花は例年5月の中旬以降に咲くらしいんですが、すでにかなり房の先の方まで咲いてました。
日暮れ前の谷あい、暗くって写真撮るのがキツい…けど何とか(^^;)

才ノ神の藤
才ノ神の藤

さあ、帰ろう♪
京都縦貫道・舞鶴大江ICからびゅ~んとウチのすぐ近所まで。
北摂から丹波、けっこうな移動距離でした。
来月には新車納入予定で引退間近のソリオくん、きょうもよくがんばってくれました♪
最後の遠出に…なるのかなぁ?
ウチに帰ったらとりあえず洗車してあげるね(休みの日に天気よくないことが多いからあんまりやってませんでしたw)☆

春と夏の間の季節、大好きな花々をたっぷり楽しみました♪
今までにないくらい桜の撮影機会が少なかったことしですが、そのあとの季節の花はけっこう楽しめてます。
次はバラ、そして紫陽花や花しょうぶなどの梅雨の季節の花々かな?
その前に、今月は葵祭だけでなくもう一件くらいお祭りに行けそうなので、またいっぱい写真撮ってこようと思います☆