のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

桃の節句に梅の花

きょうは母の通院サポート。
朝イチに行って、9時半には終わります。

そろそろ少し遅めだった梅の花が京都各地でみごろを迎えている模様。
天気予報は晴れマークだけなのに雲が多いですねぇ…
母の送り迎えのあと、梅をみにちょっとお出かけしようと思ってたのに…どうしようかなぁ?
結局先月は節分以来全く撮影機会がなかったし、あんまり天気を選り好みしすぎると旬を撮り逃しちゃう。

というわけで、ちょこっと散策。
向かった先は世界遺産西本願寺のおとなり、興正寺
早咲の紅梅と遅咲きの白梅がちょうど両方咲きそろってるとのこと。
西本願寺の駐車場にクルマを停めて、西本願寺を外から眺めながら、まずは興正寺へ。
南側の山門をくぐると左右に紅白の梅。
品種はよくわからないけど、紅梅は寒紅かな?白梅は南光?
紅梅は八重で華やか、白梅は香り高く競い咲き♪
いいタイミングで来ることができました☆
紅白の梅が並んで咲いてるのをみると、なんかめでたい気分になりますねぇw。
そういやきょうは桃の節句ですね。
桃の節句に紅白の梅とはこれいかにw。

興正寺の紅梅
興正寺の白梅
興正寺三門と紅白の梅

続いて西本願寺へ。
まずは興正寺本願寺の間の北小路に入ってって、通称「日暮門」と呼ばれる国宝の唐門を外側から拝観。
修復後はじめてになるのかな?
京都に限らずボクが知ってる門の建築の中で一番好きな建物です。
じっくり鑑賞して細部まで撮影して、お寺の中へ。
「京の冬の旅」非公開特別展示で書院が予約制で拝観できたそうなんですが、HPをみた時点ですでにほぼ完売状態でした。
一度は拝観してみたい京都の国宝のひとつです。
境内は浄土真宗開祖・親鸞聖人の生誕800年を祝う法要の準備で御影堂付近を中心にいろいろ工事をやってますねぇ。
国宝建造物をじっくり撮影…なんてできませんね(^^;)
で、唐門を今度は内側から。
司馬遷の『史記』に曰く、中国古代、三皇五帝の一人・から帝位を譲りたいといわれた隠士の許由が「汚れた話を聞いた」といって耳を洗い清め、許由が耳を洗うのを見た巣父は「汚れた水を牛に飲ませるわけにはいかぬ」と牛を連れてその場を立ち去った。
という故事にちなむ唐門の透かし彫り。
謎なのは、なぜこの話がこの唐門に刻まれているのかということ。
聚楽第伏見城の遺構、あるいは豊国社からの移築といわれる唐門は豊臣秀吉の世、桃山文化の粋ともいえる建造物です。
戦国の世で立身出世を極めた豊臣秀吉とその一族にはおよそ似つかわしくない逸話だと思うのはボクだけでしょうか?

西本願寺唐門(外側)
西本願寺唐門(内側)
耳を洗う許由
牛を曳く巣父

昼食は本願寺から程近い七条大宮を西に入ったところの「ラーメンゆう」でちょっと欲張って「しょうゆラーメン大盛りチャーシュー増し第一旭系のあっさりしょう油ラーメンは京都の基本味、たっぷりチャーシューに九条ネギともやしのトッピングもなつかしさを感じるお味で\(^▽^)/ウマウマ~☆

しょうゆラーメン大盛りチャーシュー増し@ラーメンゆう

枝垂れ梅がみごろという城南宮にも行こうかと思ったんですが、新聞にみごろ情報が記載されたそうで混雑必至と思ってやめときました(^^;)
ことしの梅の本命は三重県に行こうと思ってて、あともう少しでみごろになるとのこと。
次の休みかそのまた次か…
いずれにしてもことしここまであまり天気に恵まれませんでしたが、3月になったらツキも変わるといいんだけど(^^;)