のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

ラッピング電車に乗るっ

あっという間に10月終盤、紅葉シーズンも間近です。
紅葉シーズンに入ると鉄道散策より紅葉が散策のメインになるだろうと思い、10月中に前回の散策の続きで京阪石山坂本線に乗りに行きたいところ。
しかしまた休日の天気予報は雨(--;)
なので、ちょっとムリして快晴の夜勤明けに出撃することにしました。

今回はズバリ『響け!ユーフォニアム』ラッピング電車に乗ることそのものが目的。
時刻表をしっかり確認して、それにあわせて行動します。
当初夜勤明けでそのまま京都駅から大津に入ることを計画しましたが、仕事の荷物と一緒にカメラを持ち運ぶのが面倒なのと、どこで電車を待ち構えるか、また場所を変更する場合に不便ということで、いったん帰宅してから再度出発することにしました。
問題はどこで待ち受けるか。
前日からそのことで頭がいっぱいで仕事そっちのけ(^^;)

帰宅がだいたい10時半ごろ。
そこからクルマで石山坂本線の沿線に着くのは何時くらいだろ?
京滋BPでぴゅっと石山あたりまでは行けるけど、駐車場にクルマを停めてスタンバイする時間を考えると最低でも1時間はかかるか?
ラッピング電車の時刻表を確認すると、11:19に石山寺発がある。
車両をじっくりみてから乗るとするとやっぱり始発駅がいいけど、石山寺駅は近所に駐車場がないから間に合わないし。
かといって、坂本比叡山口駅の周辺では駐車場があるかどうかも不明。
ぱっとクルマを停めてさっと撮影に移れるポイントは…
何だかんだと考えて、思いついたのは件の11:19発の列車を沿線のおおよそ中間ポイントのびわ湖浜大津駅でとらえることを思いつきました☆
浜大津なら駐車場は駅のすぐヨコだし、もし間に合わなくてもラッピング電車に乗るのを後回しにして、先に昼食を食べてから、浜大津駅のひとつ先に三井寺があるから先に参拝してからそのあと三井寺駅でラッピング電車を待てばいい。
ちなみにラッピング電車が坂本方面に向かって浜大津駅を出るのは11:36。

そんな方針を立てて夜勤明け、いざ再びのびわ湖浜大津駅へ。
しかし浜大津は京滋BPでも名神でも、一般道でもびみょ~に遠回り。
間に合うかな~、間に合わないかな~?
急ぎながらも慌てないように気をつけて、京滋BP石山ICから回りました。
浜大津の駐車場(大津港駐車場)に着いたのが11:28、ギリギリだ~。
急ぎスタンバイして、前と同じ場所で待ち構えたと思ったらすぐ電車が来きました。
ほかの場所を考えるヒマがなかったので、前に偶然撮影したポイントとほぼ同じ場所から撮影。
車両を一番みやすい場所だし路面を走る名物ポイントでもあるのでよしとしましょう(^^;)
1つ目のミッション達成です♪

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浜大津の「響け!ユーフォニアム」号

で、落ち着いたので昼食は浜大津駅前でラーメンw。
前に来た時店舗改装中でお休みだった「万両力石 浜大津」で「チャーシュー麺」もやしの香りに懐かしさを感じる背脂しょう油味、これは飽きのこない好みの味、さすが老舗\(^▽^)/ウマウマ~☆

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チャーシュー麺@万両力石

仕切り直して浜大津駅で今回も一日乗車券を入手、まずはひと駅先の三井寺駅へ。
三井寺秘仏の黄不動さまと護法善神像が特別公開中ということで、紅葉には少し早いけど参拝したい。
久しぶりの三井寺参拝、と、その前に三井寺駅とその周辺もみておこう♪
駅に電力所が隣接しているんですね。
疎水にかかる小さな鉄橋がいい風情♪
と、駅の周りをうろうろしてたら、またラッピング電車☆
ラーメン食べて、移動している間に坂本から折り返してきたんですね。
…しかしさすがに不意を突かれたのであまりしっかり撮影することはできませんでした(>_<)
まだまだ撮り鉄修業を積まなければw。

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疎水の鉄橋

さて、駅から三井寺に向かいます。
さっき疎水の鉄橋を撮影した際、その奥の丘の上にお堂の屋根がみえていました。
たぶん観音堂の屋根だと思うので、遠回りかもしれないけど疎水沿いに歩いていけば山内に入れるでしょう。
そう思っててくてく歩いていくと、立派な朱塗りの楼門。
長等神社、こんなのあったんだ。
三井寺の正式名称が「長等山園城寺」ですから寺の守護社かな?
確かにそうらしいのですが、寺よりも前に大津宮の鎮護社として天智天皇の時代に建てられたのが起源とか。
知らんかった(^^;)
祀られている主神がスサノオとのこと。
そういえば立派な楼門、八坂神社の楼門に似ている気がします☆
何か関係があるのかな?

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長等神社楼門

神社の脇に三井寺の入り口、石段を上れば観音堂
そういえば三井寺の参拝は西国三十三所の結縁ご開帳以来だったかな?
その時以外でも桜に紅葉シーズンと、何度か参拝に来ています。
あ、ふくよかで美しい観音さま、お久しぶり☆
収蔵庫の文化財を拝観して、そこから改めて正面の大門に回って、改めて正面から秘仏公開中の金堂へ。
金堂のどっしりした構えや檜皮葺の屋根などやはりみごとな建物です。
しかしその見事な国宝建造物に秘仏公開の垂れ幕って(^^;)
金堂内右手でお坊さんに清めてもらってから内陣に入ると、ほの暗いお堂の中に二体の仏像のみ明るく照らされています。
向かって右に護法善神、右に黄不動さま
護法善神さまは吉祥天のような柔らかい雰囲気の仏像。
智証大師の前に幼少から示現されたそうです。
そして黄不動さま。
三不動のひとつで国宝に指定されている黄不動さまは仏画ですが、これはその仏画を立体化した模写、ということですね。
輝くような黄色、というより金色のお姿は、これまでにみたことのない美しいお不動さまです。
さらに常設の仏像群も拝観。
三井寺の仏像群は本当に素晴らしいです☆
そういえば、来年春には観音堂如意輪観音さまも特別公開とか。
またお会いしに来なくっちゃ♪
金堂を出て、経蔵、三重塔…ありゃ、唐院はイベントか何かの準備中みたい。
コンサートでもやるのかな?
このあたりの建物の並びが好きなんですが、これじゃ写真は撮れませんね(^^;)

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大門
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三井寺金堂(国宝)

参拝を終えて、駅に引き返します。
三井寺駅でラッピング電車が来るのを待ち、乗り込みます。
車内は意外とフツーw。
吊革にキャラクターが描かれた札(?)がついているのみです。
で、またのんびり坂本比叡山口駅まで乗車して、停車時間に車両の写真を撮影。
ん~、みればみるほどかわいい車両だ♪
駅に停車しているときに車両を撮ると、開いた扉の分で絵が抜け落ちるということがわかりました。
やっぱり横の部分は走ってるときにがんばって撮らないとダメってことですね(^^;)
12月までの運行なのでもう一回くらい撮りに来ようかな?
で、駅の外に出ずに折り返して、スタート地点の浜大津で降車、帰路につきました。

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坂本比叡山口駅のラッピング電車

三井寺の参拝以外は鉄道マニアに加えてアニメオタクというダブルで怪しいおっさん丸出しになってしまった今回。
まあ、あまり周囲の眼を気にしないタチなのでかまいませんけどねw。
叡山電車嵐電、そして京津線石山坂本線ときて、次はどんな鉄道に乗りに行こうかな?
一応候補は考えているんですがねw。
次が楽しみですが、紅葉も走り回るだろうしw。
もっと休みが欲しいと心底思うのでした(^▽^;)