のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

国宝とコスモスの奈良

一気に秋めいてきました。
数日前まで30℃を越す気温だったのが急激な冷え込み。
朝の通勤なんか半袖だったのが長袖を通り越して上着が必要(^^;)
気候も急激な冷え込みのせいか不安定。
まさになんとやらと秋の空ですねw。

で、きょうの休みは前回に引き続き滋賀県の国宝建造物をと思ってたんですが、滋賀県は天気が悪いみたい。
せっかくの休みに…と思ったら、京都、奈良は晴れるらしい。
先日京都・奈良の国宝建造物の「まとめ」を掲載して、撮り忘れ・撮りなおしの物件がいくつかあることが確認できたので、そっちの方に行くことにしましょう♪
京都で撮りに行くべきなのはウチから2番目に近い世界遺産社寺・宇治上神社
まあでもこちらにはいつでもすぐ行けるし、季節の旬を優先しましょう。
奈良ではちょうどコスモスが真っ盛り。
というわけで、奈良方面に向かうことにしました。

まず向かったのは生駒の長弓寺
まだ参拝したことがないお寺で、本堂が国宝とのこと。
ウチからはR24号を南下するより枚方・交野の方から向かう方が早いかな?
奈良時代聖武天皇が地元の豪族小野真弓長弓(たけゆみ)を従えて狩猟をした時のこと、森より一羽の怪鳥が飛び立ったのを見て、これを追っていました。
この時、長弓を養子である長麿(ながまろ)が誤って射殺してしまいました。
聖武天皇はこのことを深く哀しみ、行基に命じてこの地に小さなお堂を建てて十一面観音を祀り、長弓の菩提を弔ったというのが長弓寺の由来だそうです。
細い参道を進んでいくと多くの塔頭寺院があり、その奥の石段の上に突然現れる国宝の本堂。
特に参拝の受付等はないようです。
檜皮葺の大きく荘厳な本堂ですが、内部の拝観はできないのかな?
となりには聖武天皇が寺の鎮守として勧進したという伊弉諾神があります。
淡路島の伊弉諾神との関係が気になりますが、こう呼ばれるようになったのは明治の神仏分離以降だそうです。
それまでは「牛頭天王社」と呼ばれていたそうです。
お寺の鎮守社としてはかなり大きいですね。
社殿の脇の小さな狛犬がかわいい♪

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長弓寺本堂
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伊弉諾神

さて、続いては奈良市街方面、コスモスが満開になっているという般若寺へ。
ここはいつも朝一番に参拝してるんですが、国宝の楼門を撮影しようとするといつも逆光になっちゃうんです(^^;)
すぐ横に一般民家があって構図・アングル的に余裕がなく、いつも同じような写真になっちゃうんですが、せめていい天気で逆光にならない時間帯に撮りなおしたいと思ってました。
ちょうどコスモスも咲いてることだし、去年も参拝していますが改めて参拝しようと思ったわけです。
境内に入ると満開のコスモス☆
今まで参拝した中で一、二を争う素晴らしい咲き具合です♪
…でも、少し雲が多くなってきた(ーー;)
日差しが出たら急いで撮影する少しあわただしい参拝ですw。
それにしても参拝客が多いですね~。
ことしは花手水ならぬ花の器が話題になってるみたいでたくさんの人が器のある本堂前で試行錯誤の撮影をしています。
ボクも少し撮っとこうw。
あわててコスモスを撮った後は楼門。
数年前にお寺の駐車場が拡張されて、楼門の表側に行くのにいったん外に出て回り込む必要があります。
これも日差しの出てる間に急いて移動して撮影。
何ともせわしない参拝です(^^;)

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般若寺、満開のコスモス
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コスモスの器
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般若寺楼門

お昼は奈良公園の入り口・油坂町にある「にぼしこいし」で「特製にぼこいラーメン」ふんだんに煮干しを使ったあっさり味のスープにつけ麺のような平太麺、箸で持ち上げるとくずれそうなやわらか厚切りチャーシューに煮卵など豪華なトッピングで(^▽^)/ウマウマ~☆

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特性にぼこいラーメン@にぼしこいし

昼食後にもう一件撮りなおしに行きたいところがあったんですが、また空に雲が多くなってきたのでそちらは見合わせ。
撮ったことがない場所ではないので、よりコンディションのいい時に行くとしましょう。

24日の夜勤明けからちょっと遠出しようと思っています。
ことしの秋の旅行も去年同様、東は天気が悪そうなので西に行くことにします(^^;)
さてさて、どんな風景に出会うことができることやら…