のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

節分祭・その1

noririn_06102015-02-02

2月のはじめ、京都各地の神社仏閣は節分祭でにぎわいます。

さて、よりどりみどりのお祭り見物、どこに行こうか…
新しい職場に異動して、事前に休みをお願いはできるんですが、あんまりワガママをいうのをひかえたいので新しい試みはやめにしよう。
事前調査するヒマもないし…というわけで、基本去年と同じパターンで行くことにしました。

2日は八坂神社で舞妓はんの歌舞奉納見物。
本気で撮影しようとすると朝早くから場所取りする必要がありますが、きょうのところは雰囲気だけ楽しむつもりなのでゆっくり午後から出発です。

とりあえずその前にハラごしらえ、前から行きたかった四条大宮駅近くのラーメン「セアブラノ神」で「特製煮干しそば」店名通りセアブラたっぷりですが、煮干しの利いたスープはあっさりコク深くていいマッチング、太麺と中太麺を選べますが太麺をチョイス(^▽^)ウマー☆

ハラごしらえを済ませてから阪急で河原町へ、八坂神社に向かいます。
到着したらいきなり先斗町歌舞会の奉納舞の真っ最中。
相変わらずものすごい人混みです(^^;)
そして豆まき。
京都のお祭りでよく混雑の真っ只中に入りますが、この節分の混雑だけはどうも…
みんな殺気立って豆を取りに来るので怖いのなんのって。
いきなりそんなクライマックス状態の境内に入っちゃいましたw。
きょうは雰囲気だけのつもりなので、遠くから眺めて思います。
「福豆取りに行ってケガ拾わないようにしてもらいたいもんだ…」
先斗町の舞妓はんの次は雅楽奉納、それに続いて宮川町歌舞会の奉納舞です。
混雑が少し緩和されたところで舞殿の裏側に位置取りしました。
そしたらちょうど目の前で姐さんたちが傘を差しちゃって。
折りしもパラパラと小雨が降ったりやんだりの天候、舞殿裏手で奉納舞のあとの豆まきに出るためにスタンバイしてる節分おばけさんたちが濡れないようにとの配慮でした。
…撮影ほぼアウト(−−;)
まあ、しょうがないですね。
豆まきも裏手には舞妓はんもおばけさんも来ず、かろうじて地方さんが来てくれたのでそれを撮影させていただきました☆

さて、そんな感じで撮影はそこそこ、屋台で買い食いしたりして雰囲気を楽しんで。
吉田神社に移動です。
節分大祭、京都の節分祭の中でもとりわけ歴史が深くて有名です。
ついでに屋台の多さでも有名、こちらでもまた買い食い…と思ったら、いきなり鬼たちに遭遇☆
さっそく撮影開始です。
小さな子供の恐怖の悲鳴、周りでみてるボクらは楽しさ倍増だけど、トラウマになったりしないかちょっと心配です。
で、本殿へ。
こちらもすでに追儺が執り行われるあたりはカメラマン多数。
まあ、何とかいい位置取りができたのでスタンバイ、日が暮れた18:00から式が開始されます。
厳かに神事が執り行われる中、方相氏と松明を持った侲士(しんし)が進み出ます。
すると遠くから鬼たちの叫び声が…
赤鬼が世の怒り、青鬼が悲しみ、黄鬼が苦しみをあらわすといいます。
世の中そんなことだらけですから、方相氏さまにきっちり払ってもらいましょう☆


抽選券付きの福豆を振袖姿のおねえさんからひとつだけいただいて、到着時にあんまり買い食いできなかったので、晩ご飯がわりにいくつか食べて撤収したのでありました。

3日も八坂神社で舞妓はんのの奉納舞を観覧する予定。
八坂神社で顔なじみのおじさんが「あした6時に場所取りに来るっていってる人がいたからあしたはもうパスするわ〜」とおっしゃっていたので、相当早起きしなきゃ…
まあでも1年に1度の節分祭なので気合入れて行きましょう☆

つづく。