のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

播州、沙羅の花めぐり

noririn_06102013-06-16

空梅雨の様相を呈する中、きのうは久しぶりに梅雨らしい天気でしたが長続きせず、きょうもそこそこいい天気。
日曜にお休みが重なると、坊主を学校に送り出す必要がないのでより早くお出かけできる利点がありますw。

そんなわけで、関西花の寺めぐりで遠出することにしました♪
名神から阪神高速第二神明、そして加古川バイパスを乗り継ぐルートをひた走り、目指すは播州加古川の関西花の寺第九番・鶴林寺
もちろん初めての参拝です。
この季節、菩提樹が花をつけ、沙羅の花が咲くらしいのですが…
まず眼に飛び込んでくるのは見事な伽藍。
立派な仁王門をくぐって、国宝の本堂太子堂三重塔
本堂に向かって左側、右近の橘のように植えられている菩提樹は、残念ながら花のみごろを過ぎて実がなりつつありました。
一方、左近の桜の位置に沙羅の樹が何本か植えられています。
こちらは逆にまだつぼみがほとんどで、かろうじて花をみつけることができるくらい(^^;)
ん〜、双方みごろにあわせるのが難しい…
まあ、これもしかたなし。

伽藍は十分楽しめたものの、花めあてに撮影しに来ている身としては少々物足りない。
ならば、ということで、さらに西に向かって姫路の北側、福崎の第八番・應聖寺に向かいました。

途中の姫路市内でお昼にラーメン、「とりの助(姫路野里店)」で「チャーシュウ麺」がっつり炙りチャーシューはほろほろ柔らかくボリューム満点ですが、スープがあっさり鶏ガラでバランスがイイ\(^▽^)/コリャウマー☆
どうも西日本中心にお店がたくさんあるらしいですが、関西ではこの1店舗らしいです。

さて、應聖寺は緑豊かな山あいのお寺。
沙羅の寺」として有名だとか。
境内に入ると睡蓮の咲く池がありますが、鳥よけのためか網がかかっていて撮影には不向きです。
その池の向こうに「涅槃の庭」…庭というより、普通にお釈迦さま涅槃像が横たわっています。
アタマと足だけ石造で、布団をかけられているようにさつきの植え込みがあります。
もう少し早い時期だったらさつきがキレイだったことでしょう。
で、その周囲にたくさん沙羅の樹が植えられているんですが、こちらもまだまだ咲き始めという感じでつぼみが多いですね(^^;)
本堂付近には紫陽花や蛍袋、すかしゆりなどが咲いていましたが、こちらの沙羅の樹もほとんどがつぼみで、まだまだこれからのようです。
それでも咲いている沙羅の花ははかなげで美しく、清らかな姿です。
いっぱい咲いているのもいいですが、ひとつふたつと咲いているほうがかえってこの花らしい気がしてくるのでした。

沙羅の花の旬をとらえるのはやっぱり難しいことを実感しました。
双方少し遠いのでまた改めて参拝するのはなかなか難しいかもしれませんが、またいつか満開の沙羅の花をみに来たいものです。

関西花の寺二十五か寺、これで残るは…いくつだっけ?