のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

お江戸散策・その1

2月28日にお江戸に行く用事ができました。
3月1日は母の通院サポートなので、その間のうるう日・2月29日にも休みをとってお江戸で一泊しちゃおう♪
どこに行くのかというと、ズバリ江戸城(皇居)。
現存12三重櫓のひとつが江戸城にあります。
こんな機会がないと東京に旅行に行くことなんてまずないので、行けるときに行って12の三重櫓コンプリートを目指そう☆

前日ギリギリまで日勤でお仕事して、28日はいつもの出勤時間同様に早起きして、新幹線で東京へ。
前に東京に行ったのはもう4年も前のこと。
東京に到着して、総武線で2つ目の駅・馬喰町で所用を済ませて夕暮れ時。
そう遠くない秋葉原駅前でドミトリー形式のお宿をとりましたが、電車だと直通がなくていちいち乗り換えるのが面倒なので、てくてく歩いていきます。
…でも、ようやく日が暮れた時間帯なのでチェックインには早すぎる。
とりあえず夕食は事前に調べておいた秋葉原駅前「ラーメン紬麦」で「つむぎラーメン・チャーシュー増し」キレイに澄んだ醤油スープは東京らしい甘辛味がラー油でほんのりピリ辛、そこにきざみネギだけでなく香り高いごま油で炒めたネギのダブル葱とたっぷりチャーシューのトッピング。
そして国産小麦「さぬきの夢」の麺が輝くほど美しくってお味も絶品\(^▽^)/ウマウマ~☆

つむぎラーメン・チャーシュー増し@ラーメン紬麦

そのあと少し日が暮れた秋葉原を散策♪
駅前のヨドバシカメラなんかあるロータリー近辺から少し辻を入るとかなりディープな雰囲気ですねぇ(^^;)
久しぶりに飲み屋の客引きらしき兄さんに声を掛けられちったw。
もちろんついていきませんがw。
ヨドバシカメラの店内も少し冷やかしに行ったりしてw。(写真はスマホ撮影)

電器店秋葉原
ディープな秋葉原
アキバヨドバシカメラ

お宿はまあ、カプセルホテルみたいなもので、ただ寝るためだけのようなお宿。
…しかし、スーツ着用、下着の着替えとタオル等とカメラをリュックに詰め込んで来ただけのボクにはカプセルホテルは大変不向きだということを実感しました。
鍵がかけられるスーツケースじゃないから荷物を狭い寝床に入れ込まなくっちゃいけない。
寝巻がないからTシャツ&パンツ姿で寝ることになるので途中で起きてトイレにも行けない。
それでも行くんならスーツのズボンをせまい寝床の中ではいて出るしかない(^^;)
そっか…カプセルホテルは安価だけど荷物をたくさん持ち込む必要があるという欠点があるんですね~。
部屋着orパジャマは必須でした。
タオル類等を現地調達で使い捨てるんじゃ何のための安価宿?ってことになるし(^^;)
けっこう早めにお宿に入ったけど、そんなこんなであんまりよく寝られず、朝もかなり早朝きになっちゃいましたw。

で、翌朝。
もちろんお宿には食事もついてないので、そそくさとチェックアウト後、前日にみつけておいたヨドバシカメラ前のパン屋さんで朝食。
そのまま秋葉原駅から山手線に乗車、江戸城方面へ。
でも、皇居東外苑=江戸城三の丸・二の丸・本丸の拝観は9時からなので、先に外回りを散策してみよう♪
東京名物・すし詰め電車を覚悟してたけど、意外と余裕がありますね~。
7時過ぎでまだ朝早いからかな?それとも学生が春休みに入ってる?あるいはコロナ再燃でリモート?
ともあれ、東京駅を通り過ぎて有楽町駅へ。
この方が最初の目的地「桜田門」に近い♪
桜田門と言えば警視庁の代名詞でもありますが、幕末の「桜田門外の変」で有名ですね☆
ココが江戸城というか皇居外苑の南端の部分なので、ここから北上していこう、と。
桜田門をくぐると皇居の入り口・二重橋と、その奥に伏見櫓
皇居=江戸城らしい風景です。
この伏見櫓も福山城のものと同様に京都の伏見城から移築されたものといわれていますが、間近にみられないのが残念(^^;)

桜田門
二重橋と皇居正門、奥に伏見櫓

外苑のだだっ広い砂利道を北に進んでいくと宮内庁の入り口・坂下門、さらに桔梗門
庭園の庭師さんや清掃ボランティアの方々の通用門になっているみたいでたくさん車両や団体さんが待機しています(まだ入城できないみたい)。
そして巽櫓
外苑を出て一般道の歩道を歩きます。

外苑のだだっ広い道
坂下門
桔梗門
巽櫓

巽櫓を眺めつつ歩道を歩くと、奥に三重櫓がみえます。
これが今回のおめあての現存12三重櫓のひとつ・富士見櫓です。
…しかし、伏見櫓同様、外側から間近にみることはできなさそうな場所ですね~(^^;)
内側からなら東御苑に拝観に入ればみることができるみたいなんですが…

巽櫓、奥に富士見櫓
富士見櫓

で、東御苑の受付・入り口になる大手門を通り過ぎてさらに北上。
おや、誰かの銅像
武士ではなさそうだけど…と思ったら和気清麻呂公像。
称徳天皇弓削道鏡天皇位を禅譲しようとしたところを宇佐八幡のご神託、すなわち「天壌無窮の神勅」をもって阻止し、その後も平安建都に尽力された人。
京都では京都御所の西側に清麻呂公を祀る護王神社があったり清麻呂公が開基した神護寺に廟所があったりとなじみ深い人です。
こんなところでお会いするなんて奇遇ですね~なんて挨拶もそこそこにw、何でまたこんなところに?
この江戸城と江戸の街の守りのために鬼門=丑寅の方角に上野の寛永寺があって、この像もその江戸城寛永寺間の線上にあるっぽい。
戦時中の昭和15年皇紀2600年を記念して建てられたとのことで、要は天皇をお守りする守護神としてこの地に像が建てられたようです。
寛永寺の大仏さまは金属供出でアタマだけ残して持ってっちゃったのに、一方でこれが建てられてるって、ねぇ(^^;)

和気清麻呂公像

その先に東御苑の北の入り口・平川門があります。
お堀にいかにもお城の橋!って感じの、木製で風情のある橋が架かってますね~♪
さらに先に進むと北の丸公園、有名な日本武道館千鳥ヶ淵の方面ですが、そこまで行くと時間がいくらあっても足りないし、以前に一度訪れたことがあるのできょうはここで引き返して大手門に戻ります。

平川門

大手門に戻ってもまだ開門の9時前ですが、すでにここまででかなり歩きましたね~(^^;)
でっかいリュックを背負ってカメラを首からぶら下げて、それでもまだまだへっちゃら♪
1月の体調不良のころのことを考えるとずいぶん元気になったものだw。

大手門前で振り向くとこんな風景

ここまでで長くなりすぎてきたので、次回につづく(^▽^;)