のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

ファンタジー

きょうもまた悪天候の休日。
さっきまでゴロゴロ鳴って強い雨が…
ホント休日の天候に恵まれないここ数カ月(--;)

買い物に出たくらいでほとんど一日ウチでまったりしてました。
写真を撮りに行けない反面、イラストの方ははかどるはかどるw。
で、ちょっと似顔絵を。

雨宮天さんかいてみた

声優の雨宮天さん。
声優さんなのにとっても美人☆
たくさんのアニメ作品に出演してる売れっ子声優さんで、歌手としても3人組声優ユニットTrysail」のメンバーでもソロでも活躍中です。
出演した作品の中では特に「この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)」シリーズのアクア役が大好き♪
いわゆる異世界転生ファンタジーの作品ですが、数ある転生モノアニメの中でも特にコメディ・ギャクの切れ味鋭い作品w。
その作品の中でアクアは冒頭から絶叫・号泣シーンがやたら多いキャラ。
美貌の雨宮さんがどんなカオしてアテレコしてるのか、一度みてみたいものです(^▽^;)
続編アニメ化まだかな~?

アクアの絶叫・号泣

いわゆる「転生モノ」のアニメは最近ホント多いですね。
RPGのような魔法とかモンスターとかの出るファンタジー系。
「このすば」のほか「Re:ゼロからはじめる異世界生活(リゼロ)」や現在第2期放送中の「無職転生異世界行ったら本気出す」が特に好きな作品です。
だいたい異世界転生モノでは異世界に行った主人公はものすごい能力、いわゆる「チート能力」を持ってて最初から無敵みたいなモノが多いんですが、「このすば」「リゼロ」の共通点は両作品とも主人公はこれといって特別な能力を持たずにはじまるところがおもしろい。
まあ、物語が進むにつれてある程度能力を獲得していくんですが。
ほかの作品と比べて圧倒的に能力は低い状況が悪い、そんな中を知恵を絞って乗り切っていくのがいいですね☆
異世界に行かない転生モノもあります。
人気だった「推しの子」みたいに前世の記憶を持ったまま全く別人の赤ん坊に戻って人生を一からやりなおすとか。
あるいは大人(おっさん、年寄り)になってから自分の子供のころなどに戻ってやりなおすとか。
こちらはタイムスリップみたいな感じでしょうか。

SF・ファンタジー作品というと古今東西を問わずタイムスリップモノが数多く制作されています。
日本の漫画アニメでは「ドラえもん」が代表的な例ですが、海外でも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「ターミネーター」シリーズなどが有名です。
最近の作品で個人的に好きなのはアニメ「シュタインズ・ゲート」シリーズです♪
それらの共通するところは「今いる自分の境遇や世界を変えたい」という点。
死んでしまった人を生き返らせたい、死なずに済むようにしたいとか、さらにそうした不幸の原因になった事件事故、戦争などを食い止めたい、世界を変えたい、と。
ドラえもん」の場合は将来貧乏になるのを改善したいってところからはじまっていましたっけ。

それと比べて転生、特に異世界モノはそういう「自分」というより過ごしている世界そのものを別のモノにして一から生きていきたいという感じですかね。
世界を(自分の力で)変えるのではなく、すでにある別の世界を求める。
タイムスリップよりも今の世の中(現世)に対する絶望感とかあきらめみたいなものを感じます。
かつて「末法の世」といって阿弥陀さまにすがって極楽浄土に生まれ変わろう、来世で幸せになろうという思想(信仰)がはやった時期がありました。
今から1000年ほど前の平安時代の話。
それに近いモノを感じるのはボクだけでしょうか?
いや、1000年前から脈々と続いてきた日本の伝統的な考え方なのかもしれません。
特に現代日本は「親ガチャ」なんて言葉に象徴されるように、自分の力ではどうすることもできない不公平、貧富の差の拡大、腐敗にまみれています。
若い世代を中心にすべてをわやくちゃにして生まれ変わりたいと思う気持ちになってもしかたないのかもしれません。
異世界転生モノがこうもたくさん世に出されて一定の人気を獲得するのはこうした背景があるのかもしれません。

ただ、残念ながらそう都合よく異世界に転生できたりチート能力を獲得できるということはまずあり得ません。
人間は自ら現状を受け入れ、学んで改善する以外によりよく生きていくことなど決してできないのです。

…なんか説教臭い話になってきたなぁ(^^;)
漫画アニメや映画はたのしくみれればそれでいいんですがw。