のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

早くも梅雨

近畿東海地方で入梅が発表。
観測史上、最も早い入梅だそうです。
ことしは桜の季節から半月ほど早く気候が推移している気がします。
五月晴れをロクにみることもなくいきなり梅雨とは…とほほ。
早すぎる入梅にさつきは咲くタイミングを逸してしまった感。
紫陽花もびっくりしてることでしょう。

長雨になったら模型…といいたいところですが、今月も職場の同僚のお子さんがコロナで自宅待機命令が出たり、急な勤務変更が多くって(^^;)
で、4月以降のバタバタでなかなか録り溜まったビデオが消化しきれていません。
雨の休日、作りかけの平等院鳳凰堂を進めたいところなんですが、その前にビデオをまとめて視聴しますw。

この4月期アニメ、「ゴジラS.P」「SSSS.DYNAZENON」がおもしろいと少し前に書きましたが、それに加えて「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」「86 -エイティシックス-」がおもしろい☆
「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」は歌で人を楽しませるために造られた(はずの)AI・Vivyの物語で、未来から来たAIキューブ「マツモト」とともに100年後に起こる人類とAIの戦争を食い止めるために100年かけて活躍するというお話。
AIが限りなく人間に近づいていく未来、大好きな近未来SFです。
Vivyの歌がとてもよくって、主題歌だけでなくサントラまるごとほしくなります♪

一方「86 -エイティシックス-」は戦争中に滅んでしまった国のAIがすでにいない主の指令通り戦争を継続、その攻撃を食い止めるべく戦うもう一方の国の兵器もまたAI…と思ったら、実は中に兵士を乗せて戦っている、というような話。
兵士は被差別区域(第「86」区)の住民で構成されており、人間扱いされないため戦死者が出ても「死者ゼロ」という…
そんな中「ハンドラー」と呼ばれる(偽装)AI兵器の指揮官が兵士と接して心を通わせる、と。
近未来のAI、戦争、差別といった深いテーマを描いた作品です。
こちらも澤野弘之氏プロデュースの音楽が秀逸でサントラがほしくなります♪
両方ともAIを扱った近未来SF、映像も美麗でよくできていると思います。

一方で「ウルトラセブン 4Kリマスター版」きょうは「ダーク・ゾーン」「宇宙囚人303」を視聴。
これまた味わい深い話です。
どちらもセブンの格闘シーンが一切なく、宇宙人の侵略というより友好をテーマにした内容ですね。
30分足らずに凝縮された名作SFストーリー。
これから「狙われた街」「超兵器R1号」といったウルトラセブンの名作傑作回を大人になった今みるのが楽しみです♪

思うに「ウルトラマン」「ウルトラセブン」といった50年も前の特撮モノの各話が秀逸すぎるために、のちの日本のSF作品は苦労させられているように思えます。
進化したのは撮影技術ばかりで、ストーリーや世界観で当時のもの以上に驚かされることがほとんどありません。
ていうか、むかしの作品のリメイクをこれまでいくつかみてますが、むかしの作品以上と思えるものをみたことがありません。
電人ザボーガー」「キカイダー」「キャシャーン」「破裏拳ポリマー」…
オリジナリティを出そうと新しい設定にしたりしてましたが、それがかえって裏目な感じ。
余計なことをせず世界観やストーリーそのままに、細かいディティールのみ現代風にアレンジしてほしいというのが正直なところ。
今後公開予定の映画「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」はどうなるでしょうねぇ?
そんな中で「ゴジラS.P」はリニューアル・リメイクとしていい作品だと思います(実写映画にしてほしかったw)。
「Vivy」「86」はリメイクでもシリーズモノでもなく今後のストーリー展開が楽しみな作品です♪

晴れ間さえあれば自粛なんてそっちのけでお出かけしたいですが、雨の日はアニメ三昧w。
録画が消化できたら久しぶりにみたい映画、特にSF映画がいくつかあるし、映画三昧もいいですね♪