のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

世界滅亡、2回

TSUTAYAでDVD5枚¥1,000キャンペーン、しかもポイントが結構たまっててタダで借りられたので何枚か借りて鑑賞しました♪

で、立て続けに2回も世界滅亡w。

1本目は『2012』。
2010年=ことしの太陽系の惑星直列で太陽風に異常異常が発生、地球核が異常高温になって地殻が崩壊するというお話。
主に超巨大地震と火山噴火の迫力映像がみせ場です。

もう1本は『デイ・アフター・トゥモロー』。
こちらは地球温暖化の影響で極地の氷が崩壊、逆に海水温が下降して地球が一気に氷河期に突入するというお話。
どちらかというとこちらの方が災害規模は小さいですが、ニューヨークの摩天楼が高潮に飲み込まれ、それが一気に冷やされて凍りつくさまは地殻崩壊より想像しやくて恐怖です。

ともにローランド・エメリッヒ監督による大災害モノ。

いずれも人類を含めた地上の生きとし生けるものが致命傷を受けることになります。
いずれもボクの好きな近未来SF映画に分類されるものです。
SFというとスターウォーズとかみたいなスペースファンタジーを想像する人も多いと思いますが、現在の兆候から未来を科学的に分析して起こりうる事態を予想するのが本来的な「サイエンス・フィクション」です。
そういう意味で双方興味深い内容です。

『2012』が人類滅亡を想定して滅亡を防ぐべく未来の「ノアの箱舟」を用意する話であるのに対して、『デイ・アフター・トゥモロー』はあまり先々のことを描く余裕がないような感じでした。
北半球の大半が凍りつく氷河期が急激に襲い来る、そしてそこを生き延びる。
難を逃れた先進国アメリカの国民が難民としてメキシコになだれ込む…
映画はその脱出先のメキシコ大使館からアメリカ大統領が演説する姿で幕を閉じましたが、ボク個人的に、その先の世界こそ恐怖だと思います。
映画ではまったく触れられませんでしたが、北半球が凍りついた氷河期に何が待っているのかというと、それは救いようのない食糧難です。
陸地(と人口)の多くは北半球に集中しています。
アメリカの穀倉地帯をはじめ多くの農地が失われ、生き延びた人が多ければ多いほど絶望的な食糧不足に陥ります。
そうなったら世界はどうなるか…これだけでもう一本くらい映画が作れる内容になるんじゃないでしょうかw。

昨今の地球温暖化と異常気象はこういう世界滅亡を想像させるに難くない現実を感じさせます。
暑くってクーラーかけっぱなし、電気代が…なんて心配してられるうちはまだ幸せなのかもしれませんw。

※作品情報(映画.com)
『2012』
http://eiga.com/movie/53616/
デイ・アフター・トゥモロー
http://eiga.com/movie/1047/