のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

舛添氏と、その他の政治家の皆さんへ

連日舛添氏と舛添氏を叩く人々の醜悪な様をみていてうんざりしています。
ヤメロの大合唱とヤメナイ舛添氏。

政治家のみなさんとそれを伝えるマスコミの皆さん、もっと大切なことを忘れていやしませんか?
あるいは、わざとふれないようにしているんですか?

今回問題となっている政治資金の私的流用。
「不適切ではあるが違法ではない」そうです。
法律を作る者として、その状態を放置することこそ第二、第三の舛添氏を生む温床なのではないのですか?
不適切な行為は法的に禁じるべきではないですか?

先日タックスヘイブンの問題が明るみに出た際、日本の政治家はそんなものを使う必要がないということが話題になったけどすぐに報道されなくなりました。
政治家の事務所資金は子が親の事務所を引き継いでも相続税がかからないんだそうです。
だから個人資金と事務所資金の区別を曖昧にしておけば税を支払わずに資産と政治基盤を相続できるのだそうです。

兵庫県の「号泣議員」野々村議員。
政治資金でカネ(モノ)をバラまいた小渕優子議員。
ナントカ還元水で物議を醸した故・西村元農水大臣。
今回の舛添知事以外にもこれまであまたの政治家について政治資金の私的流用の問題が発覚しました。

なぜ元を断つことができないんですか?
なぜ政治資金の流用を決してできないような制度作りができないんですか?
ほかの人も同じことをこっそりやってるからですか?

だから一般庶民は政治家という特権階級の上に胡坐をかいている連中が信用できないのです。

舛添知事など個々の政治家とsの不祥事を叩くことで、人身御供に差し出すことで問題をうやむやにしてませんか?
だとしたら、国会議員、知事・市町村長、自治体議会議員の区別なく全員同罪です。

今、政治家に求められているのはそうした自らの身を律する法改正、改革ができるかどうかなのです。
政治家個々人が給料を返上するだの何だのということを求めているのではないのです。

ま、どうせ自浄能力のない人ばかりなので何もしないでしょうけどね。
我こそは国(自治体)を思う政治家だという人が政治家の中にいるのでしたら、以下のことを実施してください。

・政治活動費の事後申告・請求制度
(要するに政治活動でかかったお金を事後領収書を添えて申告する制度)
・同一人物が同一選挙区で連続5回以上立候補できない制度
(回数はこれより少なくてもよい、当落の如何問わず)
政党助成金の廃止もしくは議員歳費の廃止
(税金からの給料はどっちか片方にしてください)

18歳以上の投票が解禁される今回の参議院選挙。
若者に嘲笑されない、模範となるべき立派な大人の姿をみせてください、政治家の皆さん。

舛添都知事「すべての給料を辞退。全身全霊で都政に」(毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160614/k00/00m/040/033000c