のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

あしたから

noririn_06102015-05-31

「改正道路交通法」あす施行 自転車と免許の規定を整備
http://www.oricon.co.jp/news/2053550/full/

まずは上の記事を読んでいただきたい。

あしたから自転車乗るときは気をつけなきゃな〜

そう思った方は、失礼ながら「お人よし」といわざるを得ません。
もっとも、大多数の日本国民はそう思うことでしょう。
天邪鬼・のりりんが読むと、真っ先に「眉唾モノ」と思ってしまいます。

どのへんがかというと、

自転車に関しては、近年走行中の事故が後を絶たない
2014年に発生した自転車事故は約12万1000件に上り、自動車事故を含めた全交通事故の約2割を占めた

…のだそうです。
が、ボクには自転車事故に限って近年急激に増えたとはどうしても思えないのです。
ただでさえ少子高齢化・人口減少化の日本社会ですから。
もっともらしい数字が記事になっていますが、こんな数字をあげられたって何の判断基準にもなりません。

近年っていつごろから?
2014年度より前はどうだったの?

そういうデータがなければどうしようもありません。
うがったもののみかたをすれば、そのデータを出したら「近年急増したわけではない」どころか「逆に減ってる」かもしれないということがバレるからあえてそのあたりを伏せている可能性だってあるのです。

天邪鬼はさらにその先の可能性すら疑ってしまいます。
仮に急激に増加しているとしても、発表している警察自身が捏造データを広報しているかもしれないということです。
拳銃の摘発件数だってヤラセで捏造する連中です。
そんな団体が発表する数字なんて何の信憑性もありません。

これまでずっと自転車事故のニュースは警察による「自転車事故多発、危険」という世論誘導のための情報操作だといい続けてきました。
その目的はいわゆる「ゼロ免許」発行をはじめとする警察利権の拡大だったのです。

※「ゼロ免許」
自動車や二輪車などの免許の必要な車両のどれも乗れないということを証明するための免許証で、現時点では架空のものです。
免許証を持っている人ならわかると思いますが、免許証には更新のための手数料や講習受講料、顔写真の提出などが必要となり、これが警察の天下り団体である交通安全協会が独占することによって巨大な警察の利権となっています。
ゼロ免許とは、免許のない人にまで免許を発行することで利権を拡大しようという警察組織の「計画」のこと。

警察のみなさんの地道な活動により、このたびめでたく3年以内に2回注意されたら「講習受講料¥5,700」と受講を拒否したら「¥50,000の罰金」という新たな警察利権が確保されることになりました。
子供が該当したら親が講習を受講するってオマケ付きで、何が何でも講習を受けさせて受講料を分捕る気満々です。

ちなみに、法的な処罰を決めるのは本来裁判所であるはずなのに、この記事にはその点に関する情報が一切ありません。
取締りに不服がある場合どうしたらいいのでしょう?
通常の交通取締りの場合、キップにサインすることで「不服なし」の意思表示とみなされます。不服がある場合はキップにサインをしないという手段がありますが、この自転車の件もそういうことでいいんでしょうか?

いずれにせよ、記事はニュースでもなんでもなく、警察の広報そのものです。
この記事を書いた人物は記者でもなんでもなく、警察のマワシモンです。
主観を交えず客観的に報道するということは、実はこういう官公庁(警察含む)等の広報資料を丸写しにした記事が蔓延することになるということもあわせて覚えておくとよいでしょう。

みなさん、自転車に乗るときは安全運転を心がけるのはもちろんですが、施行開始と同時に実績作りをもくろむおまわりさんもうじゃうじゃいると思うので、インネンをつけられないように十分気をつけましょうペンギン
なんせこの改正道交法により警察は相手が「自転車に乗っている」というだけで呼び止めて職務質問等し放題といってもいいのですから。
インネンにも似た取締りを受けたら即座に動画を撮影してWEB公開するくらいの準備をしておくのもいいかもしれませんね♪