のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

椿の寺

noririn_06102014-04-24

「関西花の寺」めぐり、満願成就までいよいよあと2ヶ寺となりました。
きょうは滋賀・朽木村(現・高島市)の興聖寺へ。

2011年に友人と紅葉シーズンの朽木村に行った際に立ち寄った興聖寺
その際「関西花の寺」25か寺というものがあるということを知りました。
この前年、西国三十三所結縁ご開帳めぐりを終え、こういうシリーズモノ(?)の寺院めぐりをすればまだまだ知らない素敵な社寺との出会いがあるということを知った矢先だったので、次の新たな目標にと「関西花の寺」めぐりをすることを思い立ったのです。
2012年の春からはじめて丸2年。
「関西花の寺」とのご縁を結んでくれた興聖寺には特別の思い入れがあります。

綾部・楞厳寺に行ったときにこの興聖寺とどっちに行こうか迷って興聖寺を後回しにしたことを述べました。
遠くから先に行くのが基本姿勢なんですが、実はそれだけが理由ではありません。
同じ4月中旬〜下旬みごろの花でも興聖寺の花は椿
さかんに咲いているのもいいけど、椿の風情は何と言っても散り椿
散り椿の風情を楽しむためにわざと行くのを遅らせた、というわけです。

…そういいながら、京都市街を抜けて鯖街道をひた走り、到着に2時間を要して到着。
実質綾部に行くよりも時間がかかってしまいました(−−;)
でも、桜がまだ残る谷あいの道のドライブはとっても気分がよかったです♪

そんなわけで、お久しぶり、興聖寺
見覚えのある駐車場からの坂道にはたくさんの椿が咲き、そして道端に花を落としています。
目論見どおりの椿の咲き具合に意気揚々☆
そんな最高の状態の境内はボク以外誰もおらず、境内を独占状態で散策♪
足利庭園も独り占めw。
以前来たときは晩秋でもちろん椿が咲いていなかったので気づきませんでしたが、思ってたよりたくさんの椿の樹があるんですね☆
庭の苔にも、曲水にも、庭石の上にも散り椿
はかなさを帯びた古庭がひと時の華やぎです。
境内には桜が残っているほか石楠花もキレイに咲いていました☆
帰り道にそろそろ石楠花が咲いているだろうと大原三千院に寄ろうと思っていたのですが、ここで満ち足りてしまって結局スルー(^^;)

京都市街に戻り、お昼は一乗寺ラーメンストリートへ。
ことし1月にこの激戦区にオープンした「麺屋シマフクロウ」で「チャーシューめん・黒」醤油にこだわったお店ということで、がっつり黒い醤油味に満足、麺もチャーシューも食べやすく\(^▽^)/コリャウマウマー☆

…しかし、唯一の難点として、サイドメニューがあまり充実しておらず、ラーメンのほかは白ご飯くらいで、大盛り表示もなし(頼んだらしてくれるのかな?)。
ボリューム的に少々物足りない…
そう思って、ついにラーメン店のハシゴか?とも考えたんですが。
こんな時くらいしか店に入る機会がないと思い、一乗寺の立ち並ぶラーメン店の中にある、以前からずっと気になっていた「天丼元亀(もとかめ)」で小さなどんぶりでもと思って入ってみました。
一番安価メニューの「鶏ササミ天丼」を選んで待つこと7、8分、出てきたのはどーんとてんこ盛りの天ぷらが乗っかったボリュームたっぷりのお品。
これはさすがに食べすぎ…でもおいしかったからさくっと平らげてしまいました♪
…ちょっとお腹が苦しいけどw。

これでついに「関西花の寺」めぐりは残すところ摩耶山天上寺ただ一寺となりました☆
メインの花は「紫陽花」。
その季節まではおあずけですが、5月は好きな花の季節でもありますし、葵祭もあって何かと忙しい時期でもあります。
これまでに行った花の寺などにもう一度参拝するのもいいかな〜♪
何だかんだと忙しい日々が続くのでしたw。