のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

花の寺

noririn_06102014-04-19

晴れた休みのきょうは満を持してのお出かけ、残りわずかとなってきた「関西花の寺」めぐりです。

今の時期に旬をむかえていそうなお寺が2つ。
ひとつは「関西花の寺」めぐりをすることを思い立った滋賀・朽木村興聖寺
メインの椿の花は4月下旬にみごろになるとのこと。
もうひとつは京都・綾部の楞厳寺で、
こちらのメインは三つ葉つつじで同じく4月下旬だそうです。
さあ、どっちにしよう?
迷ったときは、基本行きづらい、遠い場所を優先するのがのりりんスタイルw。
というわけで、綾部に行くことにしました♪
興聖寺は次の休みか、最悪来年にw。

最近丹波地方によく行くようになりましたが、京都縦貫道が京滋バイパスとつながってくれたおかげ。
ウチから10分ほどでさっと高速に飛び乗って、ひたすら高速を走るだけで行けるので楽ちんです♪
早く舞鶴あたりまでつながってくれるともっと楽なんですがw。
というわけで、綾部にはおよそ1時間半ほどで行くことができます。
(むしろ朽木村まで行くほうが時間がかかる気が…)

関西花の寺第二番・楞厳寺(りょうごんじ)。
まず眼に飛び込んできたのはお寺の前の川(というか貯水池)の向こうの斜面を赤紫色に染める三つ葉つつじ☆

小さな写真でしかみていなかったのでこれほどみごとだとは予想できませんでした。
それに、開花状況もよくわからないまま来たのにまさにみごろの咲き具合。
ことしこれまで写真撮影機会に恵まれていなかったフラストレーションが一気に開放された気分になりました☆
しかも八重桜もちょうどみごろの咲き具合。
これが日ごろの行いというヤツでしょうかね〜w。
こんなことを考えながら、山門をくぐる前に満足してしまいそうになるのを抑えて諸堂を参拝。
綾部地域の冬の雪深さからでしょうか、それほど古い建築物はありません。
丹波のカラス寺」といわれるほどカラスの襖絵も有名だそうですが、こちらは拝観は要予約ということです。
で、そのまま境内奥へと進むと椿やつつじに彩られた小径があって、小さな石仏が適度に間隔をあけて安置されています。
四国八十八所霊場の祠で、川の対岸のつつじの森の中へと続いています。
つづら折りになった三つ葉つつじのトンネルを身をかがめながら進んでいくと上の方にお堂とお坊さんの像がありました。
光を浴びて輝くつつじの花に包まれる至福のお散歩です♪

さて、綾部くんだりまで来てそれで早々に帰るのはもったいないので、どこか近くの名所もみておこう。
当初からそう考えていて、調べたところ安国寺というお寺があるとのこと。
楞厳寺が綾部市の西側なのに対して安国寺は東側、クルマで30分ほどかかります。
足利尊氏の生誕地といわれる古刹です。
茅葺の本堂に安置されている宝冠釈迦如来が印象的です。
境内には枝垂桜や八重桜がまだまだ健在でみごとに咲いていましたが、それに負けず劣らず見事なのが楓の新緑。
紅葉のシーズンにももう一度参拝しに来たくなりました☆

昼食は国道27号線沿いでみつけた「らぁめん古丹」で「特製古丹らぁめん」やさしいお味の塩とんこつスープに中細麺、やわらかいチャーシューや濃い味の味玉などのトッピングがいっぱいのっかってて(^▽^)コリャウマー☆

関西花の寺満願まであと2つ!
残るは先ほどの興聖寺と、神戸の摩耶山天上寺だけとなりました。
両方ともメインの花の旬ではない季節に一度参拝したことのあるお寺。
そういう意味ではすでに満願達成といってもいいんですが、やっぱり花の旬をとらえたい☆
とりあえず次の休みに興聖寺に行く方向で。

帰宅後、ウチの近所でもたくさん花が咲いているのをみかけて、ちょこちょこ撮影しました。
今の季節の花はいくら撮っても足りないくらいだなぁ(^▽^;)