のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

絢爛、歴史絵巻

noririn_06102009-10-22

秋晴れのきょう、時代祭に行ってまいりました♪

これまで「ただの仮装行列じゃんw」と思って敬遠してきた時代祭ですが、ことしは「京都三大祭を制覇する!」を目標にしました。
朝坊主を学校に追い出してから、目指すは京都御所
興味ないけど帰りのラーメン目当てに付いてきてくれたヨメも一緒w。

広い通路で被写体までの距離があるので葵祭では敬遠する御所の建礼門前ですが、きょうのターゲットは仮装行列仮装行列でも美しい女性陣♪
200mm×2エクステンダーを用意してこれを狙います。

ちょうど御所に着いたら笛太鼓の音色が聞こえてきました。
本チャンの行列の前に9:00に平安神宮から出発した神幸祭の一行がちょうど御所に到着したようです♪
撮影ポイントを考えながらその列を撮影☆
以前御所で葵祭を撮影したときは、ちょうど建礼門から正対するカーブのところに陣取ったんですが、バックに建礼門を入れ込める構図は当然人気スポットですでに黒山の人だかり
それに、被写体までの距離もさらに遠くなるし、カーブせいで列の人々の視線があっちゃむいてしまう欠点があります。
「人」を撮るのを目的にしてるきょうはそれより表情がよくみえるスポットにしよう♪
というわけでカーブの内側(通路東側)をポイントに選びました。

12:00、いよいよスタート☆
横断幕からはじまって、京都府知事・京都市長の乗る馬車が行った後、明治維新時代から時代を下ります。
桂小五郎坂本竜馬と、幕末の志士の後、真木和泉久坂玄瑞七卿落ちなんてのもあるんですね。
都落ちの行列ってのもなんていうかw)
続いて江戸時代、参勤交代が中心ですね♪
そして江戸の女人行列、和宮さまが筆頭です。
吉野太夫さんに続いて出雲阿国さんは笠に手をやって顔がよく見えない〜(−−;)
さらに安土桃山時代、こちらは鎧武者がメインです。
そんな中にも女人行列…ん?
淀君(ではなく「淀殿」とかいてほしいんですがw)はどっかでみたことがあるお顔。
あぁ、こりゃ舞妓さんの扮装だ☆
…って、それがわかるボクは立派な舞妓マニアになってきてる気が(^^;)

そして室町時代
一昨年前平安神宮に参拝したときガイドさんにきいたのが「足利将軍は朝敵として列にいなかったのが新たに入ることになった」との話。
今回も足利将軍が登場です。
時代祭を観覧する気になったのはこの話がきっかけでした。
京都市全域を挙げて行われる、三大祭中最も新しい、だからこそ「常に進化する」祭なんだと思ったわけです。

続いては「吉野時代」という言い回しが新鮮です。
南北朝=朝廷の分裂時期」ってことでしょうか。
主役は大楠公楠木正成
さらに平安時代
極私的に一番の狙いどころの巴御前が登場です☆
清少納言紫式部はお約束w。
時代行列の最後は初代征夷大将軍坂上田村麻呂の東征軍。
安土桃山や室町の鎧とはまた違った古めかしさが新鮮です。

時代行列が終わって葵祭に似た祭祀・雅楽、そして神輿が続き、行列は終了しました。

帰りはずっと待っててくれたみきちゃんとお気に入りの「麺屋○竹」…と思ったら26日まで休業中じゃ〜ん
気を取り直して別の一軒、みきちゃんのお気に入り「ラーメン藤平」で「チャーシュースペシャ」まったり白とんこつスープが(^▽^)ウマー☆

歴史好きのりりんとしては、日本の京都を中心とした歴史を遡る時代行列はその時代時代に思いをはせながらみることができて大変楽しめました♪
大原女・桂女・白川女の行列が入ったりするのも退屈させないいい演出ですね☆
…ただ、やっぱり仮装行列の印象はぬぐえない感があります
来年もまた観覧するかどうかは…ビミョ〜(^^;)