のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

母と一緒に

おとといからの約束で、きょうは母と初詣。
隔週金曜日は母の整骨院の通院サポートで休日を取ってますが、そのまま整骨院から遠くない場所に向かいます。
足の治療をしてるくらいですからそれほど長距離長時間歩くことはできません。
ささっと1,2カ所くらい、母の足の調子をみながら参拝しよう♪

というわけで、まずは宇治神社
ウサギちゃんのお手水があるのを知ってる、卯年ゆかりの神社ということで。
整骨院が終わってからクルマで15分ほど、10時くらいに到着。
ボクはおととし(2021年)の紅葉シーズン以来の参拝です。
母は写真撮ってるボクを置いてさくさく歩いていきます。
ホントに足悪いのか…?(さすがに階段はそろりそろり歩いてました)
宇治川沿いから船着き場を経て鳥居をくぐると、ウサギちゃんのお手水があります。
石段を上って拝殿(桐原殿)、さらにその後方の石段を少し上ると本殿。
本殿の拝所にも周囲の提灯にもウサギちゃん♪
こんなにウサギちゃんいっぱいだったっけ?
宇治神社は、応神天皇の皇子・菟道稚郎子命(ウジノワキイラツコノミコト)をご祭神としています。
かつてこのあたりには応神天皇離宮「桐原日桁宮」があったとされます(拝殿の名「桐原殿」の由来)。
皇子は「ここに住もう」と思い河内からこの地を目指しましたが途中道に迷いました。
その時一羽のウサギが現れ皇子を先導し、行きついた先がこの宇治だったそうです。
宇治神社がウサギちゃんいっぱいの神社なのはそういういわれがあるんですね☆
何度も参拝に来てるのに知らんかった(^^;)
で、ウサギは皇子がちゃんとついてきてるかを時折ふり返って確認したそうで、トレードマークが「みかえり神兎」なんだとか。

宇治神社・ウサギのお手水
石段の上に桐原殿(拝殿)
本殿前の拝所にみかえりウサギ
ウサギの絵馬

宇治神社に参拝したらすぐ裏手の宇治上神社も参拝せねばなりますまい。
明治まで宇治上神社宇治神社はひとつだったといいます。
こちらは世界遺産で本殿・社殿が国宝に指定されています。
宇治神社と同じくおととし秋以来の参拝。
こちらは前述の菟道稚郎子命の父・応神天皇がご祭神。
本殿には応神天皇と、両脇に菟道稚郎子命と兄の仁徳天皇が祀られています。
この兄弟の間には興味深いいきさつがあること、おととしの記事を参照してください。
noririn-0610.hatenablog.com
上賀茂神社下鴨神社と比べるとそれほど参拝客は多くありませんが、もう正月も6日、しかも平日のわりには多い気がします。
国宝の美しい拝殿に正月生け花が彩りを添えています☆

宇治上神社(母、特別出演)
摂社のお供え
宇治上神社・本殿
拝殿の生け花

相変わらず母は平地ならさくさく歩いていくので待たせてはならじと撮影も最低限度に(^^;)
本殿前にも参拝客が後を絶たないので、前回撮り逃したっぽいモノをささっと撮って撤収したのでありました。

帰りに母と「第一旭(槙島店)」で懐かしい「ターローラーメン」いまやたかばしの本店にはメニューにないターロー、甘辛いタレで味付けしたチャーシューが入ってスープも若干甘辛く(^ー^)ウマー♪
やっぱり第一旭の醤油味はボクにとってのベース味、コレより旨いかマズいかでラーメンを評価するのです☆

ターローラーメン@第一旭(槙島店)

ウチから2番目に近い世界遺産宇治上神社、それと宇治神社
母と一緒だったこともあってさらっと散策を終えました。
軽く散歩するだけで、花の知識はまだまだ母にかなわないことを痛感します。
一般的にはかなり詳しくなったつもりなんですがw。
この人にはずっとかなわないな~と思いつつ、いくつになっても自分の未熟、無知を知って謙虚に学ぶことの大切さを感じる正月なのでした(^ー^)