ことしの紅葉散策は「素通りしてごめんね」がテーマです。
前の日記で「あとひとつ行きたいところがある」と言っていたのは滋賀・石山寺。
京阪石山坂本線に乗って石山寺駅まで行きながら、また浜大津までクルマで行く際にも門前を素通りしてきたので、ことしの紅葉の締めくくりにと考えました。
…でもどうやって行こう?
クルマで行こうかな、と思ったのですが。
『響け!ユーフォニアム』ラッピング電車が12/3で最終とのこと、最後にもう一度みときたいから電車で行こう♪
でもどこから乗るかな?
前みたいに浜大津までクルマで行こうかな?
それとも山科から…
ん?ちょっと待て。
山科で素通りしちゃいけないところをひとつ忘れてるんじゃないか?
先にそちらに行かねば☆
山科、毘沙門堂。
近年勅使坂の散紅葉がやたら人気になってこれを撮影しようと思うとかなり朝早く参拝しなければいけません。
少なくとも9時には着かないといけないので、それに合わせて出発。
山科駅前にクルマを駐車して、歩いて毘沙門堂に向かいます。
案の定渋滞にハマって想定より遅れましたが何とか9時には到着できました♪
で、さっそく勅使坂ですが、すでに人だかり(^^;)
でもまだ上から降りてくる人がほとんどいないのでうまく無人状態の坂を撮ることができました☆
石段を上って本堂方面へ。
お友達は?
すでに御朱印を求める参拝客が列をなしていて、声をかけるのがはばかられるくらい忙しそう(^^;)
挨拶だけでもと何とか声をかけましたが、おジャマしちゃいけないなこりゃ。
弁天堂脇の庭園の紅葉、晩翠園の紅葉、どこも美しい☆
そういやこれだけ紅葉の盛りの毘沙門堂ってはじめてかもしれない。
やっぱり美しいですね☆
坂を覆う散紅葉もキレイですが、まだ散っていない、日射しを受けて輝く紅葉、ボクはこっちも好きですね♪
山科駅に戻って、例によって一日乗車券で京津線に乗車、浜大津へ。
いつもの11時半過ぎに坂本方面に向かうラッピング電車を待ち構えます。
前回・前々回とは逆側の車両側面をどうしても撮りたかったのです♪
やっぱりみればみるほどかわいいラッピング電車☆
ラッピング電車を撮ってたらもうお昼。
昼食はどこで食べよう?
そういや膳所城址も行こうとしたのに駐車場がわからなくって何度か素通りしてたし、膳所方面に行こう♪
膳所本町駅からてくてく歩いて20分ほどの湖岸沿い…ここって前に来たことがあるお店が閉店して新しい店になったんですね(^^;)
「十二分屋(膳所店)」で「特製十二分屋そば」こだわりの近江熟成醤油のスープにレアチャーシューが(^▽^)/ウマウマ~☆
昼食後そのまま湖岸沿いをぶらぶら散歩しながら近江大橋をこえると膳所城跡公園です。
関ケ原の合戦後徳川家康が藤堂高虎に築城させたという膳所城、明治維新の廃藩置県で廃城となって、いまは公園入口の城門城壁が残っている程度です。
公園は紅葉や桜の名所となっています☆
琵琶湖を天然のお堀にした水城、再建されたらなかなかおもしろいんじゃないかな~?
公園から膳所本町駅に戻る途上、膳所神社というのをみつけてせっかくだからと参拝。
こぢんまりとした境内に大きな紅葉の樹があって美しく色づいていました☆
そして石山寺駅から石山寺へ。
道草を食ってしまったせいで想定より訪れる時間が遅くなってしまいました。
日差しが西に傾いて、東側に開けた境内が山影に入ろうとしています。
大好きな日差しを受ける紅葉をみられなくなる~(^^;)
少し急ぎ気味に境内散策。
多宝塔付近など紅葉はみごろ終盤、何とか間に合ったという感じでした☆
これでも十分満足♪
境内のいたるところに八重のさざんかが咲いていて、乙女椿に似てるな~と思ったら「乙女さざんか」というのだそうですw。
ほのかにいい香りがして、さざんかにも香りがあるんだな~と知りました♪
急いで参拝してひと休み、ふと時計をみやると15時半。
まずい、ラッピング電車が石山寺駅に来る(^^;))
というわけで駅にあわてて戻ったらちょうど駅に入ってくるところでした。
出発するところは見送れるな、と少し待って、最後にちょっとだけ撮影することができました☆
急に冷え込んだことしの紅葉シーズン、ラストと思ってのぞんだ今回の散策、「素通りしてごめんね」はある程度達成できたと思います。
過去に参拝したことがあったところを改めてという社寺が多かったですが、思ったより盛りだくさんで満足のシーズンでした。
また来年も素敵な紅葉にであえるといいな~☆