のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

よいこの徒然草・第六段

noririn_06102011-04-15

 貴族だろうと平民だろうと、子はなさない方がいいのです。
 さきの中書王も九条の太政大臣も花園の左大臣も、どなたも自らの血筋が絶えることを願っておられました。『大鏡』によれば、染殿の大臣も「子孫などない方がいいのですよ。逆にぐ〜たら息子ができたら大変です」とおっしゃったそうです。聖徳太子も自らの墓を作らせるときに「あれもいらない。これもいらない。わたしは子孫を残すつもりはないのだから」とおっしゃったといいます。

※「さきの中書王」=中務卿兼明親王
 九条の太政大臣藤原信長
 花園の左大臣源有仁
 染殿の大臣=藤原良房

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子をなしてすみません(^^;)