のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

健康診断と特別拝観と…

24日、25日と連休。
体調の方はまだまだ万全とはいかないまでもかなり回復しました。
まだ食後に胃のあたりが苦しくなったり軽く咳が出たりしますが(^^;)

で、24日。
この日は天橋立元伊勢籠神社に行こう!と計画していました。
去年の秋口に丹波国一之宮・出雲大神宮に参拝して、次は丹後国一之宮、と。
そんなことを考えてたところ、友人の「元伊勢に連れてってくれる人はおらんか~?」という訴えが。
行く予定にしてますけど…?と返すと「ぜひご同道させて!」との返事。
じゃあご一緒しましょ!と計画を練っていたんですが、強烈寒波襲来。
できれば雪景色を撮影したいと思ってたんですが、当日は一日中降水(降雪)確率100%の警報級の雪とのこと。
写真撮ってる場合じゃない気配。
さらにクルマの運転に自信ないわけではないけど、さすがに人を乗せてドカ雪の中を運転するのは…
積雪より降雪で視界ゼロになるのがこわい。
というわけで、友人との天橋立行きは2月以降に延期することにしました。
で、その日はお出かけテンションが切れたせいか体調万全でない中仕事をしてたせいか疲れが出て、寝ても寝てもねむくって一日中ウチで寝てました(^^;)

きょう25日は朝から定期健康診断で京都駅前へ。
それに合わせて「京の冬の旅西本願寺の「僧侶が案内する書院・飛雲閣特別拝観」を事前予約で拝観することにしました。
京都の国宝建造物は写真撮影できるものはほぼすべて撮影しましたが、写真撮影できなくても拝観できるものは拝観したい☆
去年も同様の特別拝観があったんですが、気づいたときにはすでに予約満杯だったので、今回は年始の「京の冬の旅」開始前から予約していたのです。
健康診断は8時半から1時間ほどでさっさと終えて、西本願寺へ。
到着から10時15分の特別拝観まで少し時間があったので、先に境内を軽く散策。
朝のうち降った雪が大きな建造物の屋根などに残ってますね~。
健康診断がなければ朝から雪景色を求めてうろうろしてもよかったんでしょうが、それはまたの機会に(^^;)

阿弥陀堂門に残る雪
日暮門(唐門)

で、特別拝観の書院へ。
西本願寺の国宝建造物は、通常拝観できる大きな阿弥陀堂御影堂唐門のほかに、「書院(対面所及び白書院)」「能舞台」「黒書院及び伝廊(2棟)」があります。
まず最初に「虎の間」と呼ばれる虎・豹の障壁画に囲まれた一室でお坊さんの法話を拝聴してから二手に分かれてスタート。
虎の障壁画は近年修復がなされたとのことで色鮮やかですが、入り口の左右に創建当初からそのままの部分があることを懐中電灯で照らしながらお坊さんにご説明いただきました。
続いて「鴻の間」。
ここがいわゆる「対面所」で、書院の中で最も広い部屋。
豪華な透かし彫りのコウノトリの欄間があることからその名で呼ばれます。
周囲の障壁画に天井画もたいへん豪華で、安土桃山文化の粋ともいえる造りです☆
「鴻の間」の外には能舞台があって、上段からみるのに最適になるように部屋全体が造られているのだとか。
なお、この南能舞台は日本で最も大きな能舞台で、現在も年に一度、親鸞聖人の誕生日である5月14日に能が演じられるそうです。
奥に進むと「白書院」、こちらはさらに高貴な来客を通すための客間だそうです。
白書院の外にも能舞台があって、これが能舞台
奥行きがあるようにみせる不思議な形状をしていますね~。
日本現存最古の能舞台で国宝に指定されています。
そして黒書院へとつながる伝廊
ここまでの通り道は廊下・通路ではなく「鞘の間」といって実際はお部屋の扱いなので畳敷き。
この伝廊だけ鴬張りになっています。
仕切られている扉の透かし彫りから黒書院をのぞき込みますが、中には入れません。
黒書院は住職のプライベートエリアということで非公開。残念(^^;)
なお、この書院と並び称される二条城の二の丸御殿の書院では白書院・黒書院の意味合いが逆になってるそうです。
西本願寺では白が公的・黒が私的スペースで、二条城はその逆で黒が公的・白が私的、と。
また改めて二条城にも行って確認しなくっちゃw。
鞘の間、伝廊を通って実際は「鴻の間」をぐるり1周する参拝経路でした。
元の虎の間に戻って建物を出て、最後に国宝・飛雲閣の拝観。
飛雲閣はこれまでに何度か拝観したことがあります。
まだ屋根に少し雪が残ってますね~。
金閣銀閣とともに「京の三閣」のひとつに数えられますが、このまったく左右非対称の不思議な造りがおもしろい建造物です☆
…しかし西本願寺の立地上、周囲に高層ビルがみえちゃうところが唯一残念なところ。
ビルが入らないアングルから撮影しても京都タワーだけは避けられませんねw。
東に堀川通、南に五条通と京都で一番大きな道路が通ってるポイントですからしかたないですね(^^;)

西本願寺書院(大玄関)
飛雲閣

特別拝観を終えたらもうお昼前。
ラーメンでも…と思ったんですが、ここで急激な頭痛が(--;)
寒さにやられたか、病み上がりで人混み(ってほどじゃないけど)に紛れて疲れちゃったのか、あるいは単なる寝不足か…
というわけで、昼食も食べずにそそくさと撤収したのでありました(^^;)
来月早々には節分祭があるんだけど、体調不良が長引いてるので、ちょっとずつカラダを慣らしていかなくっちゃいけないかなぁ…

※更新しました♪
noririn-0610.hatenablog.com

継続中

先日からの体調不良、絶賛継続中(--;)
熱っぽさは解消されたものの、胃腸の調子が悪い。
ノド・ハナもよろしくない。
思った以上に長引いてます。
困ったなぁ…
24日は友人と宮津方面に行く計画、25日は西本願寺の特別拝観予約済みだというのに。
あすは母の通院サポートでお休みだけど、引き続き養生しなければ。
というわけで、きょうも早めに寝よう。
おやすみなさい(^^;)zzz

きょうも散策…のハズが

はい、思いっきり体調を崩してしまいました(^^;)
きのうのブログ記事をかいた直後あたりから全身がガタガタぶるぶる(ー-;)))))))
微熱に少し咳も出る。
典型的な風邪の症状ですねw。

予定では伏見稲荷に行こうと思ってたんだけどなぁ(^^;)
ただでさえ体調万全でも石段がキツいし、まあ、きょう行けなかったらあとがないわけでもなし。
藤森や御香宮のお稲荷さんがあわてるなと言ってると思ってここは自重しよう、と。

で、ほとんど一日中、寝て2、3時間ほどで起きて、クスリ飲んでまた寝て、みたいな感じ(^^;)
夕方くらいに寝て起きたらどっと汗が出てて、その時は少し体調が改善したんだけど、その後またガクガクぶるぶる。
熱いお風呂に入って今は少しマシかな?
こんな体調だとなかなか集中力が保てないけど、少しずつかいてた今月のイラスト(年賀イラストは月のイラストから除外)が完成しました♪

1月のイラスト「集中のまなざし」

成人の日は過ぎちゃったけど、ことしの三十三間堂の通し矢はあさって1月14日。
かなり前に自分で撮影した写真をイラスト化してみました。
今となってはもう撮影できないアングルからの写真です。
通し矢も写真撮れるイベントじゃなくなっちゃった感がありますね~。

そんなわけで、あさっての仕事に向けて体調を取り戻さなくっちゃいけないのであすも一日安静にしてます(^^;)

京都の神社、再発見

ようやく年末からの連勤を無事(?)終えて、夜勤明けから12・13日は連休。
正直体力的にも精神的にも限界一歩手前って感じ(^^;)
まあ、しっかりゆっくり休まないとな~。

ことしこれまで初詣で今宮神社瀧尾神社に参拝しました。
去年の初詣では岡崎神社上賀茂神社下鴨神社、さらに宇治神社宇治上神社を参拝。
宇治の神社を参拝したのは国宝建造物巡りの一環だったんですが、その際改めて参拝したら意外とそれらの神社のことをよくわかってなかったことに気づきました。
さらに5月の藤森祭で藤森神社伏見稲荷大社の不思議な縁を知って。
8月五山の送り火の際にも平野神社わら天神を参拝。
改めて、これまでに参拝したことのある神社でもよくわかっていないことが多いことに気づかされた2023年でした。
年が明けて2024年、この流れを継続して、京都の神社、特に歴史の古い社を改めて参拝してみよう☆
題して「京都の神社・再発見」の散策をしようと思い立ちました。
そして最終目標は愛宕神社
そう、愛宕山上に鎮座する古社。
しっかり体力を増強して愛宕山踏覇を目指します。

でもその前に、きょうは去年5月以来改めて参拝しようと思ってた藤森神社に参拝。
正月も11日ということで、参拝人もまばらで静かな境内です。
改めて、藤森神社にはスサノオノミコト、ワケイカヅチノミコト、ヤマトタケルノミコトに、神社を創建されたという神功皇后などが祀られています。
今宮神社、瀧尾神社からスサノオつながりでこれで3社目ですね☆
神代の昔から鎮座する京都でも屈指の古社。
勝運と馬の神さまとして有名で、競馬ファンなんかが特に参拝する神社です。
絵馬舎には往年の競馬馬の大きな絵馬があったりw。
ボク的には5月5日の藤森祭・駈馬神事のほか紫陽花の名所として何度も参拝しているなじみ深い神社。
でも、やはりこれまでの神社参拝で培った知識をもって改めて参拝すると、本殿・拝殿に限らず周囲の摂社末社もまた違ってみえてくるから不思議なもの。
神功皇后の子である応神天皇を祀る八幡宮や名前が気になる霊験天満宮といった摂社、これまで見落としていた気がします(^^;)
むかしばなしで藤森の宮司さんをだましたというお稲荷さんもありますねぇw。
こうした神社のおおらかなところが好きです♪

藤森神社
神功皇后旗塚
八幡宮
霊験天満宮
藤森稲荷社
さざんか

年が改まってしまったけど、去年から改めてしっかり参拝しようと考えていたのを果たせて満足満足♪
ホントはもうこれで帰宅しようと思ったんだけど、まだ10時過ぎ。
昼食を食べるにも早すぎるので、あと1件くらい行ってみよう。
そう考えて向かったのは、同じ伏見区内の御香宮神社
こちらも長らくご無沙汰してた社です。
まあ、安産・子育ての神さまですから基本あんまりご縁がない(^^;)
ご祭神は藤森神社に続いての神功皇后と、ダンナの仲哀天皇、子の応神天皇など。
改めて参拝すると、南側の境内入り口に伏見城の大手門の遺構が残っていたり、本殿・拝殿の装飾の美しさに眼を見張ります。
駐車場は近年キレイに改装されたようですね。
そして伏見の酒蔵を支える「御香水」。
…初めて参拝したわけでもないのに、何この新鮮な気分(^^;)

御香宮神社(拝殿)
拝殿をくぐって本殿へ
ソテツと御香宮本殿
御香水

神功皇后三韓征伐の折に懐妊しており、戦のなかでの出産を回避するため石を抱いて出産時期を遅らせて無事凱旋したといわれています。
そうして生まれたのが応神天皇というわけですね。
このブログでも祇園祭の船鉾・大船鉾との関連等で記載した(ハズの)伝説譚です。
はい、出産経験がある女性の方など特にツッコミを入れてやってください。
そんなわけあるかいっ!
石を抱いたら出産時期を遅らせられるって、神さまならまだしも人の身でそんなことができるわけがないでしょう。
ボクは神話を否定する気はさらさらありませんが、これでも歴史をこよなく愛する愛好家。
歴史はすべて人がなしたことです。
仲哀天皇から応神天皇の間で皇統が断絶しているとする説があります。
一応仲哀天皇が「崩御した」ちょうど十月十日後に応神天皇が生まれたことになっていて、つじつまは合ってることになっていますが。
要するに応神天皇仲哀天皇の子ではないと考えるべきでしょう。
そうした歴史の真相はともかく、神話上ではそうまでして応神を生んだ神功皇后はまさに「神のごとき功績」のある女性であり、応神天皇は後に男系断絶した仁徳天皇皇統と現在まで続く継体天皇皇統の共通の男系祖先として、歴代のほかの天皇以上の特別な皇祖神八幡神として崇敬されることになりました。
京都にもたくさんある八幡宮神功皇后を祀る社、それらは実はそれまでの皇統にとって代わった新しい王朝の神々、そこまで言わなくても中興の祖といわれるべき日本の歴史において特別なポイントとなった事象を今に伝える遺物、なのかもしれません。
ボク個人的な感想を言わせてもらうなら、この仲哀天皇神功皇后応神天皇の関係は中国・秦の荘襄王と趙姫、始皇帝の関係に似てる気がするな~、と。
始皇帝荘襄王ではなく呂不韋の子、みたいな。
違うのは秦が30年ほどで滅んでしまった一方で日本の皇統は現在も脈々と続いてる(ことになってる)ということ。
国家(政府)というものはいつの世も国民をだますものですから。

昼食は近鉄伏見駅前の「セアブラノ神・伏見剛力」で「特製背脂中華そば」すっきり淡麗な醤油味のスープにたっぷり豚背脂で濃厚な味わい、レアチャーシューも生っぽい食べにくさがなく\(^▽^)/ウマウマ~☆
ん?レアチャーシューだけでなく煮豚にもできるの?
今度機会があったらそっちも試してみよう♪

特製背脂中華そば@セアブラノ神・伏見剛力

というわけで今回はこれにて撤収。
あしたも京都の神社再発見、行ってみよう♪

龍の神社

2024年最初の休日は母の通院サポート。
そのあと母から「どっか初詣に連れてけ」との要請。
父はウチでお留守番(^^;)

というわけで、向かったのは東福寺に程近い瀧尾神社
以前から知ってた社というわけではなく、辰年にちなんで「京都」+「龍」で調査してみつけましたw。
小さな境内、しかももう正月5日だけど参拝客が多いですね~。
6、7日の土日まで正月休みなんですかね?
うらやましい(^^;)
瀧尾神社の創建時期は定かではありませんが、 『平家物語』の異本『源平盛衰記』に「武鶏ノ社」というこの社の旧名が記されており、東大路五条のあたりにあったものが応仁の乱などで場所を転々とした後、豊臣秀吉方広寺大仏を建立する際に現在の場所に移されたそうです。
まずは本殿前で二礼二拍手一礼。
社殿は降雨・止雨、水を司る龍神高龗神(たかおかみのかみ)」を祀った貴船神社奥院の旧殿が移築されたものだそうです。
この神社に龍がいっぱいなのはそれが理由なんですね☆
社殿を取り囲むように鳳凰、獅子、そして龍をはじめとした干支の動物たちの彫刻がみごとです。

瀧尾神社社殿
龍の彫刻

そして拝殿の天井に巨大な龍の彫刻。
すごい!
天井に龍の絵があるのは京都の仏閣でよくみかけますが、彫刻があるのははじめてみました。
さながら天井から龍神が降りてくるかのようです。
…でもどっかでみたことのあるお顔立ちの龍ですね。
あ、祇園祭大船鉾の龍頭とそっくりさん☆
江戸末期の彫刻師・山新太郎の手によるものだそうです。

瀧尾神社拝殿の龍
<>
龍拝観

そういえば参拝の際に気になってたのが〇に「大」のマーク、デパートの大丸のものですよね、これ。
大丸百貨店の創業者下村彦右衛門が行商の頃より自宅のあった伏見区京町から毎朝欠かさず瀧尾神社にお参りをしていたそうで、大丸百貨店の繁栄はこの社のご利益のおかげとして社に巨額の寄進をしたのだとか。
一方、現在の大丸京都店はかつて大船鉾の巡行を支援した「寄町」にあって、大船鉾の保存会は大丸との縁を感じ瀧尾神社の龍を参考に焼失した大船鉾の龍頭を作ることにしたそうです。
道理で2つの龍が似てると思ったら、そういうことだったんですね~。
龍が導くご縁を感じる瀧尾神社の初詣でありました☆

参考・大船鉾の龍頭(2017年撮影)

それにしても境内はこの天井の龍の拝観を待つ行列、社殿にお参りする行列、御朱印を待つ行列と、行列だらけ(^^;)
拝殿の天井だけでなく本殿の方もみごとなのでじっくり撮影したいところですが、ちょっとムリですね~。
普段はそんなに混雑してないだろうから、後日近くに来たら改めて参拝しようw。

昼食は母の要望でウチの近所まで戻って「来来亭久御山店)」で「チャーシュー麺」に「KG(唐揚げ・餃子)コンビ揚げ」年末年始とこってり系のラーメンだったところになじみの醤油味が(^▽^)ウマウマ~♪
やっぱりボクはこういう醤油ラーメンが一番好きだと実感しますw。
あ、どんぶりの龍がこっち向いてる♪

チャーシュー麺来来亭久御山店)
KGコンビ揚げ@来来亭久御山店)
どんぶりの龍

というわけで龍づくしの初詣・第二弾はこれにて撤収。
あしたからすぐまた仕事でであんまりゆっくり出歩いていられませんが、次の休みは連休なので、その際にまた新春の散策に出ようと思います♪

ようやく初詣

去年末から新年にかけての連勤を無事終えて夜勤明けのきょう。
ようやく初詣に行ける(^^;)
まあ、例年こんなもんですがw。

その前に。
元日にココに新年のご挨拶を書き込んだその直後に発生した能登半島地震
被災者の皆さんに謹んでお見舞い申し上げます。
また、災害支援のための海保機と旅客機の痛ましい事故も発生。
幸先の悪い2024年はいったいどんな年になるんだろうと暗澹たる気持ちになりそうですが、沈んだ気持ちに支配されるのはイヤです。
不幸や暗い気分になんか負けてやらない
はい、ことしも絶賛天邪鬼ののりりんです(^▽^:)
試練を乗り越えて、その先の笑顔を勝ち取りましょう☆

というわけで、初詣。
まず昼食にことし最初のラーメンは京都屈指の人気店、一乗寺ラーメンストリートの「麺屋極鶏」。
きょうから新年の営業開始日で開店30分前に着いてもかなりの行列でしたが、開店時間を早めてくれて奇跡的に待ち時間なしで席に着くことができました。
新年からラッキー☆
で、「黒だく・チャーシュー増し天一系こってりラーメンの極致ともいえるちょ~濃厚なのに後味が意外とすっきりのスープに焦がしマー油が香ばしい\(^▽^)/ウマウマ~☆

黒だく・チャーシュー増し@麺屋極鶏

で、初詣先として向かったのは母校のおとなり、北区の今宮神社
ここ10年以上毎年下鴨神社に初詣に行ってたんですが、ことしは夜勤明けでしかも恒例行事・蹴鞠初めの真っ最中。
そんな中に入っていくのも色々大変だと思い、スルーさせていただきました(^^;)
また落ち着いたら初詣でなくても参拝しよう♪
今宮神社もなじみ深い神社ですが、身近すぎて長いこと参拝してませんでした。
去年夏、五山の送り火の時に同じく母校の近所でなじみ深い神社に改めて参拝したら想像以上に新しい発見が多かったので、その続きの意味で今回今宮神社に参拝しようと思い立ったわけです。

※参考・2023年8月16日の日記
noririn-0610.hatenablog.com

思ったより参拝客が多いですね~。
とりあえず境内で人が少ないところからお参りしましょうw。
こんなに摂社末社が多かったんですね。
久しぶりすぎてよく覚えてない(^^;)
今宮神社はご祭神に大己貴命(オオナムジノミコト)・事代主命コトシロヌシノミコト)と奇稲田姫命クシナダヒメノミコト)を祀る神社で、この地には平安建都前からスサノオを祀る社があったといわれています。
毎度おなじみの大己貴=大国主(オオグニヌシ)とその子・事代主ですが、それと奇稲田姫という組み合わせが不思議と思いましたが、元がスサノオなら納得。
クシナダヒメはスサノオヤマタノオロチの生贄になりそうなところを助けられ、その後スサノオの妻になったお姫さま。
スサノオはオオグニヌシの舅(妻・スセリヒメの父)でもあります。
そして、いうまでもなくスサノオは疫病退散にご利益のある神さまです。
平安建都以降、うちつづく疫病の流行から疫病神を鎮める御霊会が催され、その際にこの社の疫病神を乗せ船岡山に安置しました。
その後、平安中期に疫病が流行した際にこの船岡山の疫神を移して今宮社と名付けられました。
当初執り行われた御霊会すなわち「紫野御霊会」が現在まで続く今宮神社の祭礼「今宮祭」の起源です。
同時期に八坂神社で執り行われた「祇園御霊会」が祇園祭の起源。
今宮祭・今宮神社は祇園さんと同等といってもいいくらい由緒正しい祭礼と神社ということですね☆
ん~、近所の大学に通いながら初めて知ったこの歴史(^^;)
コロナ禍がいまだにくすぶる中、辰年ヤマタノオロチを退治したスサノオを祀る今宮神社に初詣とは、これ以上ないくらいピッタリじゃないですかw。
大国主も個人的に縁が多い神さまでもありますし。
神社参拝の折は余計な願い事などはせずに無心、柏手でいい音を出すことだけに集中する主義ですが、ここは能登半島を含む日本の一日も早い安寧も合わせて祈願。

今宮神社(楼門)
今宮神社
疫神社
花手水

本殿から摂社・末社をひと通り参拝して、久しぶりに名物のあぶり餅を食べようかな~と思いましたが、ものすげ~行列だったので断念(^^;)
その後、おとなりの大徳寺の境内を少しうろうろ。
龍つながりで通常拝観できる塔頭龍源院でも参拝しようかな~と思いましたが、ことしの「京の冬の旅」特別展示が行われるその準備で拝観休止。
お昼ごろまで雨が降ったりやんだりの天候で、青空がみえたかと思ったら急に小雨が降ってきたりの天候。
夜勤明けでもあるし、きょうは最低限の散策ということで、これで撤収することにしました。

あすがようやくことし最初の休日、母の通院サポートですが、そのあと母と改めて初詣に行く予定です。
あすの方が天気もよさそうだし♪
なお、個人的に小正月くらいまで社寺に参拝したらそれを「初詣」と称しますので、これからしばらく初詣が続くことご了承ください(^▽^;)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

早速ですが、1年の計は元旦にあり!と申します。
ことしの目標をいくつか。

〇四国の現存天守閣制覇!
高知の高知城、愛媛の松山城宇和島城
ことし中にこの3つのお城に登城して四国制覇を目指します。
現存三重櫓も合わせて制覇を目指そう!

〇体重減らす!
去年11月ごろ足を痛めて大変だったので(^^;)
体重減らして足の負担を軽くして、ちょっとした山でもさくさく歩いて上れるカラダになりたいw。

〇落ち着け!
きのうの大みそかウチを出るときから今朝仕事が終わるまで、なんかあわててミス連発。
「気をつけろ!」との神の啓示と思って、常に気を落ち着けて、イライラせずに穏やかに過ごそうと思います(^^;)

さしあたって、1月の予定はというと…
25日に「京の冬の旅」非公開文化財特別公開で西本願寺の書院拝観予約済み。
あとは機会をみつけて雪の風景の写真を撮りたい!
できれば京都だけでなくお城でも!

こんなボクですが、改めて2024年もよろしくお願いいたします☆