2024年最初の休日は母の通院サポート。
そのあと母から「どっか初詣に連れてけ」との要請。
父はウチでお留守番(^^;)
というわけで、向かったのは東福寺に程近い瀧尾神社。
以前から知ってた社というわけではなく、辰年にちなんで「京都」+「龍」で調査してみつけましたw。
小さな境内、しかももう正月5日だけど参拝客が多いですね~。
6、7日の土日まで正月休みなんですかね?
うらやましい(^^;)
瀧尾神社の創建時期は定かではありませんが、 『平家物語』の異本『源平盛衰記』に「武鶏ノ社」というこの社の旧名が記されており、東大路五条のあたりにあったものが応仁の乱などで場所を転々とした後、豊臣秀吉が方広寺大仏を建立する際に現在の場所に移されたそうです。
まずは本殿前で二礼二拍手一礼。
社殿は降雨・止雨、水を司る龍神「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀った貴船神社奥院の旧殿が移築されたものだそうです。
この神社に龍がいっぱいなのはそれが理由なんですね☆
社殿を取り囲むように鳳凰、獅子、そして龍をはじめとした干支の動物たちの彫刻がみごとです。
そして拝殿の天井に巨大な龍の彫刻。
すごい!
天井に龍の絵があるのは京都の仏閣でよくみかけますが、彫刻があるのははじめてみました。
さながら天井から龍神が降りてくるかのようです。
…でもどっかでみたことのあるお顔立ちの龍ですね。
あ、祇園祭の大船鉾の龍頭とそっくりさん☆
江戸末期の彫刻師・九山新太郎の手によるものだそうです。
そういえば参拝の際に気になってたのが〇に「大」のマーク、デパートの大丸のものですよね、これ。
大丸百貨店の創業者下村彦右衛門が行商の頃より自宅のあった伏見区京町から毎朝欠かさず瀧尾神社にお参りをしていたそうで、大丸百貨店の繁栄はこの社のご利益のおかげとして社に巨額の寄進をしたのだとか。
一方、現在の大丸京都店はかつて大船鉾の巡行を支援した「寄町」にあって、大船鉾の保存会は大丸との縁を感じ瀧尾神社の龍を参考に焼失した大船鉾の龍頭を作ることにしたそうです。
道理で2つの龍が似てると思ったら、そういうことだったんですね~。
龍が導くご縁を感じる瀧尾神社の初詣でありました☆
参考・大船鉾の龍頭(2017年撮影)
それにしても境内はこの天井の龍の拝観を待つ行列、社殿にお参りする行列、御朱印を待つ行列と、行列だらけ(^^;)
拝殿の天井だけでなく本殿の方もみごとなのでじっくり撮影したいところですが、ちょっとムリですね~。
普段はそんなに混雑してないだろうから、後日近くに来たら改めて参拝しようw。
昼食は母の要望でウチの近所まで戻って「来来亭(久御山店)」で「チャーシュー麺」に「KG(唐揚げ・餃子)コンビ揚げ」年末年始とこってり系のラーメンだったところになじみの醤油味が(^▽^)ウマウマ~♪
やっぱりボクはこういう醤油ラーメンが一番好きだと実感しますw。
あ、どんぶりの龍がこっち向いてる♪
というわけで龍づくしの初詣・第二弾はこれにて撤収。
あしたからすぐまた仕事でであんまりゆっくり出歩いていられませんが、次の休みは連休なので、その際にまた新春の散策に出ようと思います♪