のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

ぐるっと天橋立・その3

昼食をすませて向かったのは天橋立駅方面。
籠神社とは逆側の根元です。
いや、ハシゴが倒れたてっぺん側というべきなんでしょうかw。
駅近くにクルマを停めて、天橋立ビューランドへと上るモノレール・リフト駅へと向かいます。
おや、点検のためモノレールは運休ですと?
ではリフトで上りましょう♪
籠神社・傘松公園方面とはうってかわって圧倒的に外国人観光客が多いですね~。
駅から近いからかなぁ?

天橋立ビューランド、モノレール・リフト乗り場

天橋立ビューランドは文殊山の山頂にあって、ここから眺める天橋立は天に舞う龍を思わせる「飛龍観」と呼ばれる絶景です。
ここを訪れるのはホント久しぶりですね~。
前に訪れたのが何年前だったかよく覚えていませんが…まだフィルムカメラを使ってた頃かも(^^;)
なんせ遊園地ですから、一人で訪れる場所ではありませんしw。
それにしても前に訪れた時はけっこう古びた遊園地だったイメージですが、キレイにリニューアルされたみたいですね~。
覚えてるのは園内そこかしこにハマナスの花が咲いてたことですが、それらしき花は見受けられません。
こはちょっとがっかり(^^;)
でも、まっすぐ天に昇る龍のような天橋立の眺めはみごとです☆
宮津海の側の砂浜が龍の背びれのようにギザギザしてるのがかっちょいい!
股のぞきだけでなく「知恵の輪」という記念写真スポットもw。

天橋立「飛龍観」
知恵の輪

傘松公園が股のぞき発祥地だそうですが、実際に股のぞきしてる人は圧倒的にこっちの方が多い(^^;)
記念写真を撮影してるのは外国人観光客がほとんど。
若い男女が多いですね~。
さすが遊園地(^^;)
…でもやっぱり一人では観覧車やサイクルカーといったアトラクションに乗る気にもなれず、写真を撮ろうとしてたら団体さんから記念写真の撮影を頼まれたりするので、ひと通り園内からの撮影を終えたらそそくさと下界に降りることにしました。
リフトから雄大な景色を眺めるのもイイですね~☆

下界に降りて、天橋立の根元(?)にある智恩寺を参拝。
日本三大文殊に数えられる智恩寺平安時代平城天皇勅願寺として創建されたお寺です。
前に参拝したのは京都丹後鉄道乗り鉄撮り鉄した時かな?
もう5年も前のことかぁ(^^;)

※5年前の記事「撮り鉄乗り鉄・社寺巡礼」
noririn-0610.hatenablog.com

立派な山門に重要文化財に指定されている多宝塔、本堂と、小ぢんまりした境内ですが見事な伽藍です。
ご本尊の文殊菩薩さまは秘仏ですが、正月など年に5回ご開帳されるとのこと、一度拝観してみたいなぁ♪
境内の松の木には小さな扇子の形をしたおみくじが結わえられています。
これがまたいい風情♪
なお、天橋立ビューランドの「智恵の輪」のほか、智恩寺門前のお土産物屋さんの「智恵の餅」などはいうまでもなく智恩寺文殊菩薩さまにちなむものです。
三人寄らば文殊の智恵」の文殊さまですしw。

智恩寺山門
智恩寺多宝塔
知恩寺本堂
扇子のおみくじいっぱい
「末吉」w
鐘楼門(暁雲閣)

智恩寺から旋回橋の小天橋、青い欄干の大天橋を渡ってそして天橋立に上陸。
久しぶりの天橋立の砂浜。
小学校に入る前の坊主が真冬なのに波打ち際をバシャバシャ走り回ってたのを思い出します(^^;)
籠神社のある向こう岸まで渡ってってもいいんですがそれはやめにして、中ほどにある天橋立神社まで。
神社の脇には「磯清水」と呼ばれる湧き水があります。
内側の阿蘇海と外側の宮津海に挟まれた天橋立のど真ん中に、海水ではない真水が沸いていて「日本の名水百選」にも選ばれています。
不思議なものですねぇ☆
こういう不思議、大好物なんです(^▽^;)
前にも訪れたことがあるはずなんですが、磯清水に海に向かう鳥居などはこれまで見落としてたかも。
あるいは気にも留めてなかったのかもw。
この2年ほど「京都の神社再発見」をテーマに行ったことのある神社でも改めて参拝して見落としていたものがないか確認してきていますが、次から次へとまぁいろいろ出てくるもんです(^^;)

青い欄干の大天橋
天橋立の砂浜
天橋立神社
磯清水
海に向かう鳥居

いやぁ、いっぱいいっぱい歩きましたw。
(帰宅して確認したら2万歩をこえてましたw。)
最後に伊根町の方まで足を運ぼうかとも思いましたが、京都縦貫道が20時以降通行止めになることを思い出してやめにして、帰宅することにしました。
もし伊根町に行ってれば浦島神社の存在に気づいていたのかもしれませんが、この時は何も知らず(^^;)
次に丹後を訪れるときまでの宿題ということでw。
予習も大切ですがやっぱり復習の方が大切だと思います。
現地に足を運んで、みてきいて感じたこと、わからなかったことをおさらいして次までの宿題にする、と。
そのためにこうして長々とブログをかいてる自分がいることを実感します。
次にもう一度訪れるときまで忘れないためにも、これが大切。
同じ京都府内でもなかなか訪れることのできない「海の京都」。
無性に海がみたくなる真夏か、雪景色をみたくなる冬か、はたまた紅葉の季節か。
遠からずまた丹後に足を運んで宿題を済ませたいと思うのでした☆