煮詰まってるジオラマはおいといて、きょうのお休みは舞鶴方面へ。
鉄道散策にハマって、ここまで叡山電車、嵐電、京阪大津線・石山坂本線と行きました。
まずは「京都の鉄道」に絞って制覇したいというのがその狙いです。
通勤ラッシュがありそうなJRや私鉄の主要線以外で、まだ行ってない電車はというと、嵯峨野トロッコ列車と京都丹後鉄道。
嵯峨野方面は嵐電と合わせてもう少し紅葉が色づいたら行くとして、今回は京都丹後鉄道に行くことにしたのです☆
京都丹後鉄道は宮津を中心に福知山、豊岡、そして西舞鶴を結ぶ第三セクターのローカル線です。
今までローカル線と言っても主に京都の市街地を走る鉄道ばかりだったので、海に山に、自然風景を楽しめるホンマもんのローカル線をみてみたいと思ったわけです。
そして京都丹後鉄道の象徴ともいえる由良川橋りょうに写真を撮りに行こう、と。
由良川橋りょうは宮津駅と西舞鶴駅のちょうど中間あたりにあります。
で、宮津より紅葉の名所も多い舞鶴に行くことにしたのです♪
京都丹後鉄道の時刻表をみて、一番車両が走ってる時間帯は…朝7~8時くらいのようです。
そのあとは30分に1本、上り下りで2本程度しか行き来しないので、朝一番にまず由良川橋りょうを目指すことにしました。
暗いうちから出発して、7時前くらいに現場にスタンバイ。
ざ~ぶ~い~!
クルマで走行中にちらっとみえた路傍の温度計は5℃。
なのにペラペラのウィンドブレーカーに下はTシャツだけの薄着のりりんw。
十数年前に北海道旅行に行ったとき、7月で防寒着を用意してなかった中で4℃だった根室を思い出しました(^^;)
でもすごい☆
川といっても海の間近の河口付近、海の上に鉄橋があるようです。
いったい何本橋脚があるんでしょう?
最初は海側で撮影してましたが、山の上から日が射すと思いっきり逆光。
眼でみる分にはキレイですが撮影にはキビしい。
くそ寒い中川上側に移動してしばらく待機。
こっちの方が撮りやすい♪
もうちょっと川上の方に移動したら真横からの写真が撮れそう。
で、やってきたのが「青松」号。
京都丹後鉄道にはレストラン列車の「黒松」カフェ列車の「赤松」そして観光列車「青松」があります。
天橋立の松をイメージしたデザイン列車です。
黒松は金・土・日・祝のみの運行、赤松は火・水運休なのでこの青松をぜひ撮りたかったのです☆
海と空と、車両のカラーの青が美しい☆
寒い中1時間ほど居座ったかいあって、撮り鉄ビギナーにしてはいい写真が撮れた、と思います♪
で、撮影した青松号に乗りたいところですが、舞鶴から宮津に行った後、午後には宮津から福知山方面に行ってしまうので断念。
なので乗るのはどの車両でもいいので、午前中を中心に舞鶴で社寺散策。
某観光サイトに舞鶴で人気の社寺1位・松尾寺2位・金剛院に続いて3位・円隆寺とあります。
円隆寺には参拝したことがないので行ってみよう♪
行基菩薩の創始という古刹ですが、総門と多宝塔と、大きな唐破風の屋根が特徴的な本堂ですが、これらは18世紀末の再建なのだそうです。
その円隆寺のすぐ横に朝代神社という神社があります。
あわせて参拝しておこう。
石の鳥居と朱の鳥居が重なり合うようでおもしろい♪
これも歴史が古く、壬申の乱当時の創建で、ご祭神はイザナギノミコトだそうです。
そこから東舞鶴方面へ、西国三十三所第二十九番松尾寺。
こちらは結縁ご開帳の際を含めこれまでに2度参拝したことがあります。
おや、寺の山道の入り口付近に単線の線路とトンネルが。
こんなのあったっけ?
前まで鉄道にまるで興味がなかったので気づきませんでしたが、そういや松尾寺駅がありましたっけ。
その駅の路線の線路なんでしょう、きっとw。
まあ、それは参拝してから確認するとして、山道を進みます。
西国三十三所唯一の厳めしい馬頭観音さまがご本尊。
ご無沙汰しておりました(^^;)
で、先ほどスルーした線路とトンネル。
西舞鶴から福井方面に向かう小浜線だそう。
ちょうど20分ほどで列車が来るみたいだから少し待って撮影しちゃおう。
丹後鉄道と違って電化されてますね☆
続いて、来た道を戻って金剛院。
こちらは関西花の寺巡りで一度参拝しています。
こちらもご無沙汰てしておりました(^^;)
花の寺なのに花ではなく紅葉でエントリーしている紅葉の名所ですが、色づきはじめた程度でまだまだこれからですね☆
11月に入って急激に冷え込んだけど、ことしの各地の色づきはどうなるんだろ?
お昼は金剛院から国道27号線を西へ5分ほど「熱烈らぁめん」で「チャーシューメン」最近やっぱり好きだと思う背脂しょう油の濃い口スープにたっぷりチャーシュー、ネギはザルで別盛りなのでたっぷり入れちゃいましょう(^▽^)ウマ~☆
西舞鶴駅に隣接する駐車場にクルマを入れて、さあ京都丹後鉄道に…と、その前に、舞鶴公園って知らなかったけど田辺城跡なんですね☆
列車の出発まで少し時間があるから寄っていこう♪
細川幽斎・忠興親子の築城ということで、来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀にもゆかりの地ということです。
いよいよ京都丹後鉄道に乗り込みます♪
残念ながら各種鉄道ICカードは使えないんですね(^^;)
で、どこまで行こう?
福知山、豊岡と舞鶴の各路線が分岐する宮津?
いや、天橋立の松をイメージした青松号をせっかく撮ったんだから、もうひとつ先の天橋立まで行こう♪
丹後神崎駅と丹後由良駅の間に朝イチ撮影した由良川橋りょうがあります。
鉄橋にさしかかるとまさに海の上を走っているみたい。
その先、山海を眺めて走る車窓が絶景☆
乗ってても楽しい~(^▽^)
で、天橋立駅。
すぐ折り返してもいいんですが、もったいないので近くをぶらっとひと巡り。
駅舎は真新しい感じ。
全然記憶にないからこれも今までスルーしてたんでしょうw。
駅から智恩寺が間近なんですね☆
これまた久しぶりの参拝です。
こちらは舞鶴と違って外国人含め観光客も多いですね(^^;)
その後小天橋あたりまでぶらぶらして、小一時間ほどして帰りの列車に乗り込みました。
帰りの車窓から再度由良川橋りょうにさしかかると、すでに半分ほど日が傾いて山影を落とし始めています。
ホントは列車を降りた後もう一度由良川橋りょうに戻って別の場所から撮影しようと思ってたんですが、日が暮れるとまた写真が撮りづらくなると思って取りやめ。
西舞鶴駅に着いてすぐ帰宅することにしたのでありました。
明日は日勤でお仕事、早起きしなくちゃいけませんし…
いやぁ、それにしても京都丹後鉄道おもしろかった☆
神崎や由良の駅も駅舎に趣があったしまた改めてみにいきたい♪
由良川橋りょう、もう一度撮りに来たい♪
水面と鉄橋だけだからけっこうカンタンに作れそうだからジオラマも作りたいw。
豊岡や福知山の路線にも乗ってみたい♪
ちょっとウチから遠いのが唯一の難点あせあせ
また春になったら改めて乗りに行こうかな?
鉄道と舞鶴の社寺、盛りだくさんの散策…というか日帰り旅行でありました♪