のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

行くところまで行ってしまえ

思えば2019年の後半は鉄道漬けの毎日でした(^^;)
ふとしたことから始まった鉄道模型撮り鉄乗り鉄ジオラマ作り。

ボクの鉄道の記憶をたどっていくと…
まず幼少時に最初に覚えた電車の名前は「とっかい」。
東京・立川市生まれで、中央本線立川駅が最寄りでした。
「とっかい、とっかい」と子供のころに言ってた記憶。
これは「特別快速(特快)」のことで、現在もJR中央線の「中央特快」は立川駅に停車します。
続いて京都に引っ越す際にはじめて乗った「新幹線ひかり号・こだま号」。
京都に住むようになってからも、父がクルマを持っていなかった一時期、父母の田舎に行くため京都~名古屋間でよく乗りました。
続いて、名鉄特急「パノラマカー」。
新幹線で名古屋まで来てその先父の田舎まで名鉄特急で行ってましたが、一度だけパノラマカーの先頭車両に乗った記憶があります。
途上、大仏さまが車窓からみえた記憶があるんですが、どこの何というお寺なんでしょう?
いまだに謎です(^^;)

そしてこれらの鉄道の記憶と重なるのがアニメ「銀河鉄道999」。
数ある松本零士先生の作品の中でも特に好きです。
記憶するところで一番最初に作ったプラモデルは「銀河鉄道999」の「333(スリー・スリー)」で、確か小学1年生でした。
そのころ遠足などで京都の梅小路機関車館(現「京都鉄道博物館」)にも行きました。
蒸気機関車に強いあこがれを抱いていた幼少期でした。

そのあこがれを追って、ついに手に入れてしまった鉄道模型蒸気機関車
来るところまで来てしまった感があります。
気動車や電車と違って動輪を動かすシャフトの動きがみえる蒸気機関車の模型は鉄道模型ファンにとっては珠玉の存在。

「C62(東海道形)」

f:id:noririn_0610:20191228211616j:plain
C62 17(特急つばめ仕様)

C62こそ「銀河鉄道999」のモデルとなった車両です。
赤色の車両ナンバーがかっちょいい♪
…ただ、999号のイメージに合わせて赤色のナンバーにしたつもりだったんですが、実際のアニメの999号を確認すると、ナンバーは黄色地に黒文字で、番号も「C62 50」という架空のものでした。
ヘッドマークの「999」が赤地に黒文字だったので混同したかな?
(テレビは黒地に白抜き、映画が赤地に黒文字、みたい)
さらに「銀河鉄道999」原作マンガではナンバーが「C62 48」で、東北本線常磐線の車両だということも後になって知りました。
ビミョ~にやらかしてる感(^^;)
ちなみにボクが選んだ「C62 17」は日本の蒸気機関車最高速度記録を持っている車両で、客車とともに東海道本線の特急「つばめ」のマークを装着しました。

続いて「D51」。

f:id:noririn_0610:20191228211535j:plain
D51 498「オリエントエクスプレス'88」

C62の次は、日本で最も数多くの車両が運用された、蒸気機関車の代名詞ともいえる「デゴイチ」。
漫画「ドカベン」の影響もある…といってわかる人がいたらきっとその人は鉄道ではなく「ドカベン」のマニアですw。
その「デゴイチ」いくつもある型式の中で「オリエントエクスプレス'88」というこの車両が最も美しいと思い入手しました。
1988年に「ヨーロッパ発・日本行き」という列車が運転されました。
パリを出発してユーラシア大陸を横断、香港から海路日本の山口県に渡り、日本での運行用に整備されて東京に到着、単一列車による15494kmの世界最長運転の世界記録に認定されました。
その後3か月間、日本各地を走行し、完成直後の青函トンネルを通って北海道まで到達したそうです。
このオリエント急行を牽引した際の特別な装飾を施されたD51、というわけです。
なので、むしろ牽引車より客車がメインかもしれません。

f:id:noririn_0610:20191228211756j:plain
オリエントエクスプレス「プルマン食堂車」

このイベントの記憶は正直まったくないんですが、とにかく客車を含めてとても美しい☆
これに勝るものはないと思い、手に入れてしまいました。

我ながらあっという間にいっぱしの鉄道模型コレクターになりつつあるのりりんです(^^;)
こんな機関車・客車コミでつないだら1m以上もあるものを2つも、飾るところも走らせるところもないんですが、もう好奇心と物欲に任せて行くところまで行ってしまえw。

少しのきっかけでまさに無限の世界に乗り出してしまいました。
幼少時はともかく、成人して以降は鉄道に対して何の興味持っていなかったのにこの変わりようw。
好奇心・興味があれば些細なことが人生に影響するほど大きく発展するのを身をもって実感しています。
もっともっと鉄道のことを知りたい、学びたいと思うことし1年の締めくくり。

とりあえずまた模型屋さんで機関車を走らせにいこっと♪