のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

ジオラマ「貴船口の鉄橋」

三度の現地調査を経て、いよいよ本格的に叡山電車貴船口駅周辺のジオラマを作りはじめました。

鞍馬川と貴船川の合流、しかも段差のある渓流。
鉄橋の下、橋脚の脇をいく歩道は坂道を上ってバス停へ。
そして紅葉。

三度も現場をみにいくことになった理由はこの複雑な地形の確認です。
難しいのはその地形を矛盾なくつなぎ合わせること。
そのために一番重要なポイントは、鉄橋そのものより橋脚なのです。
鉄橋の水平を保ちつつ複雑な地形にあうように調整しなければいけません。

前のジオラマでは水平さえしっかりしてれば素材は何でもいいと思って土台に使った発泡スチロールの切れ端で橋脚を作りましたが、今回はそうはいきません。
なんせ形からしてちょっと特殊ですし。
4つ同じものをまず作りますが、そのうち2つは横にのびて鉄骨の架線柱を支持する台を兼ねる形状に追加加工。

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橋脚4つ
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架線柱の土台つき橋脚

接着剤で貼って乾いたらヤスリがけして形を整え、プラ板の隙間段差をパテで埋めてまたヤスリがけの繰り返し。
プラスチックの粉まみれ。
…ちょっとノドが痛くなってきた(--;)

この橋脚をベースに設置するのですが、ベースの起伏に合わせて橋脚の長さを変えのではなく、同じものを作ってベースの粘土部分にめり込ませて水平を調整することにしました。
多分実際の橋脚もそのように土に埋まっていると思います。
しかし、鉄橋に手を加えているのでこの橋脚を鉄橋のどこに取りつけるかで何度かやりなおし。

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橋脚仮設置

でもこのジオラマ、実は最大の難関がベースとなる地形をムリなく作るところにある気がしてきました。
要するに、今作ってる部分さえ何とかなればあとは手順に従ってコツコツやっていけばそれなりのものになりそう、ということです♪
橋脚のように同じ形状のものを複数作るとか、樹木をたくさん作る必要があるとか、根気のいる作業がまだまだこれからあるんですが、ヒマをみつけて少しずつやっていこうと思います。

紅葉シーズンが終わるまでに作れるとイイんですが…ちょっとムリかな(^^;)