のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

母校の校歌

noririn_06102012-06-07

母校の校歌、歌えますか?(マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/06/post_1844.html


山城の 国のまほろ
久御山の 野に風薫る
希望の道に 理想をかかげ
ここに集う 若人われら
伸ばなん 持てる力を
おお 我が 久御山高校


栗隈の溝(うてな)に舞える
白鷺の 白き翼よ
直きこころ 明るき暮らし
ここに集う 若人われ
歌わなん 若きいのちを
おお 我が 久御山高校


小学校は今坊主が同じ歌を歌っています。
中学校は…全部は覚えていません。

高校の校歌はというと、やはり特別思いいれがあります。
サッカーの強豪校としてにわかに有名になった我が母校。
サッカーは試合開始前に歌えますけど、野球は大会で勝たないと球場に校歌を流してもらえません。
一度でも多く校歌を歌う、これがボクらの誓いの言葉。
1年生のころから一生懸命覚えました。

ちなみに2番に出る「栗隈の溝」とは、現在の木津川の支流「古川」という川で、推古天皇の時代に治水灌漑用水として設けられたことが日本書紀に記されています。
大学のときにこれを知ってかなりうれしかったことを覚えています。
高校の校歌の歌詞の意味がわかった!ってw。
だいぶ以前にも日記で書いたような気がしますが

そんな母校の校歌を古典の先生が批判していました。
「伸ばさなん」の「なん」は、完了・意思の助動詞「」の未然形「」+推量・意思の助動詞「」であると考える。
ニュアンスとしては他者への命令的な意味になるので適当ではない。
「伸ばさばや」の方が「共にする」意味になるので適当ではないか…云々。

徒然草」の訳をやってるのりりん、「母校の校歌、歌えますか?」の問いにこんなことを思い出したのでありました。