のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

マメ知識

noririn_06102014-09-04

9月になって「セプテンバー(9月)」という言葉について、つらつら思い出しました。

むかし古代ローマでは9月は7月だったから「セプテンバー」=「セブン」
10月は8月だったから「オクトーバー」、「オクト」はラテン語の「8」ですね。
8本足のタコは英語で「オクトパス」その語源です。
11月は9で「ノーベンバー」、「ナイン」と似てる…たぶんw。
ラテン語では「ノヴェム」といいます。
で、12月が10月。
ラテン語で「10」は「デケム」というそうで、「ディセンバー」。

古代ローマでは春分の3月が正月だったからこういうズレが生じました。

で、この暦を今の暦に近い形にしたのがジュリアス・シーザー、ローマ最大の英雄。
一説にはクレオパトラと長く会っていたいから暦を変えたとか何とか。
それはともかく、エジプトの太陽暦をシーザーがローマに採用したのがユリウス暦です。
現在はグレゴリオ暦ローマ教皇グレゴリウス13世が16世紀にユリウス暦を改良して現在に至ります。
で、月の名前にもしっかり名前を残しています。
ジュリアス・シーザーが生まれた月「ジュライ」、7月です。
さらに8月の「オーガスト」は初代ローマ皇帝アウグストゥスが即位した8月です。

ここまではボクの記憶に基づく話。
中学生のころ、兄に「9月以降の月の英語名は2を引くと覚えやすい」と教えてもらい、その後そもそも何で2を引くといいのか自分で調査したのを覚えています。

せっかくだから続きを調べてみました。

1月の「ジャニュアリー」はヤヌス神から。
2月「フェブラリー」はローマで執り行われていた「フェブリア」というお祭りが由来らしい。
3月「マーチ」はマルス神から。
4月の「エイプリル」の語源はよくわかっていないそうですが、アフロディーテにささげられた月という意味があるそうです。
5月「の「メイ」は豊穣の女神「マイア」が語源といわれています。
で、6月の「ジューン」は最高神ジュピター(ユピテル)…ではなく奥さんのユノーからで、結婚生活の守護神であることから6月の花嫁は幸せになれる「ジューンブライド」の風習がるそうです。

以上、勉強になった…かな?
え?知ってました?