のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

秋を感じる奈良

noririn_06102014-09-15

本当に久しぶりの散策です。
ようやく出かける気になってきたら、もうすっかり秋の気配。
散策にはいい気候になりましたね♪
当初は石清水八幡宮放生会に行く気でいたのを変更して、奈良に秋を感じる散策にでかけよう♪

まず向かったのは奈良市街から柳生に向かう途上にある円成寺
萩の名所として知られている…らしいんですが、今回がはじめての参拝ですあせあせ
門をくぐるとまず眼に入るのは静かな池の庭園。
紅葉がほんのり色づいています。
秋ですね〜☆
大きな山門ではなく奥にある入り口から伽藍を拝観。
草深い境内には秋の花がつつましげに咲いています。
桔梗にぎぼうし、萩もいい感じ♪
…ん?
見慣れない白い花、これは何だろ?
そう思って受付のおばあちゃんにきいたら「夏の女郎花(おみなえし)に対して男郎花(おとこえし)というんですよ」と教えてくださいました☆
女郎花は手入れが結構大変らしいけど、この男郎花は雑草みたいにそこかしこに育つんだそうなw。
そんな秋の花をめでながら、伽藍を一周。
多宝塔に鎮座する運慶作の国宝・大日如来さまに本堂の阿弥陀さま、四天王像など仏像もみごたえがあります。

続いては、コスモスの名所・般若寺の前をスルーしてw、こちらも萩の名所、関西花の寺第十八番・白毫寺
春の椿のシーズンには参拝しましたが、秋はどんな風情かな?
そんなことを考えながら石段をあがります。
石段の脇の萩はというと…ん〜、まだみごろはあと1週間くらい先かなぁ。
でも、そんな咲き始めの萩の脇に彼岸花が咲いてました♪
こちらは予想外に早いですね☆おや、お堂から何やら聞こえてくる。
志貴親王御忌」法要ですって。
帰宅してから調べたところ、志貴親王(皇子)は天智天皇の第七皇子で、壬申の乱後天武系天皇が続いたことで皇位継承や政治には無縁の人だったそうですが、死後50年も経ってから六男の白壁王が即位し光仁天皇になったことから太上天皇、春日宮御宇天皇の追尊を受けたそうです。
以後親王の家系が今上陛下にも続く血筋としてこうして法要が営まれているんですね☆
法要のおかげで本堂周辺の写真はあまり撮影できませんでしたが、いい歴史の勉強になりました♪

帰りは久しぶりのお約束のラーメンw。
ならまち商店街を少し外れたところにある、食べログ奈良駅前上位店「ふじ門製麺」で「魚だしらぁ麺(細麺・チャーシュー2枚増し」やさしい味の魚だしスープに透き通るようにキレイな細麺\(^▽^)/コリャウマー☆

ひょっとしたら今まで奈良で食べたラーメンの中で一番おいしいと思ったかもしれません。
奈良に行かれる方に超オススメの逸品です☆

来週あたりスルーした般若寺のコスモスもみごろになってるかな?
次の休みも秋晴れだといいなぁ。
今まで引きこもってた分を取り戻さなくっちゃ♪