のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

やっと梅

noririn_06102012-03-26

先月末あたりからずっとずっと行きたいと思ってた大阪・河内長野市観心寺

ことし年始に目標を立てた関西花の寺二十五寺制覇、そのトップを切って参拝…するはずだったのに。
早春の寒波に観心寺ブログには「まだまだ」「早咲きだけ」などとの情報ばかり。
そんな状態でおよそひと月、ようやく「みごろ」情報が♪

肌寒いけどそこそこイイ天気のきょう、行って参りました。
春休みの坊主はおウチでお留守番w。

第二京阪道〜近畿道・美原北IC…と思ったらひとつ行き過ぎて堺まで行っちゃいましたw。
ヨメのスマホのナビは性能がいいけど音が小さくってガイドがよく聞こえない(^^;)
まあでも別に急ぐわけでもなし、のんびりドライブ♪
ウチから1時間半程度で到着です。

寒い〜!
東の葛城山を越えると奈良という山沿いの地は、確かに京都で梅が咲いても咲かなかったのがよくわかります。
もう4月というのに梅のほうはまだ満開まであと一歩という咲き具合ですが、ふくよかな梅の香りにウキウキしてきます♪

で、まずは初めての参拝ということで、伽藍をみてまわります。
国宝の金堂はどっしりした造りに朱色が鮮やかです。
ご本尊さまはこれまた国宝の如意輪観音さまで、毎年4月にご開帳されるそうです。
ひときわ興味深かったのは建掛堂
かや葺きの分厚い屋根とその裏の構造がのりりんのツボですw。
ホントは三重塔を建てるつもりが建造を奉行した大楠公楠木正成が戦死したせいで途中でやめてこんな形になったんだとか。
まさに「たてかけ」w。
開山堂の脇に大楠公首塚があるんですが、周辺が工事中で近づけなさそうだったので断念しました。
ひと通り伽藍を拝観して、境内の梅の写真を撮影☆
河内八景といわれる観心寺の梅林、色とりどりの梅が咲き誇っています。
大きな枝垂れ梅の樹が観心寺の歴史の深さを感じさせてくれたのでありました。

河内長野市はまるで不案内でロクに調査もしてなかったので、ほかにどこにも寄らずにこれにて撤収。
帰りは大阪狭山市に入ったところでみつけた「ラーメン七福じん」で「醤油ラーメン・煮卵チャーシュー入り」とんこつベースのまったり醤油味にやわらかくっておいしいチャーシューが(^ー^)ウマー♪

ようやく「関西花の寺」めぐりをスタートすることができました☆
ここから一気に椿の名所、つつじの名所、石楠花、牡丹…と続いていきます。
とりあえず数日の間にあたりに白毫寺の椿をみに行きたいんだけど…咲いてるのかな?