のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

よいこの徒然草・第五十二段

noririn_06102012-01-30

仁和寺に住んでいたある法師は、年寄りになるまで石清水八幡宮に参拝したことがなかったことを情けないと思い、ある時ふと思い立って一人歩いてお参りをすることにしました。そして八幡宮のある男山の麓の極楽寺やその隣の高良神社などを拝んだところで、八幡宮はこれで全部だと思い込み、帰ってしまいました。
仲間に「長年の願いをようやく果たす事が出来ました。聞いていた以上に八幡さまは尊くあらせられましたよ。でも、参詣する人は皆山へと登っていったみたいですが、あれは一体何だったのでしょう。知りたかったのだけど、神社にお参りすることだけが目的だったので山までは見ませんでした」と語ったそうです。
ちょっとしたことであっても、案内する人はいてほしいものですね。

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仁和寺のアホな坊さん列伝w。
きっとこの話を聞いた仲間はきょと〜ん顔だったことでしょう(^^;)