のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

ことしの10大ニュース

noririn_06102011-12-27

1.東日本大震災原発事故
ことし最大のニュースと言えばこれしかないでしょう。
というか、依然被災者の厳しい避難生活は続き、原発放射能汚染を垂れ流している真っ最中。
震災と原発事故は日本という国が政・官・業+マスコミの癒着が国民の命よりも重要視される国だということををみせつけたような気がします。
震災によってこれら4者に対して徹底的に不信感を抱くようになりました。
(もともとそれほど信用しちゃいなかったけどw)
ともかく今は犠牲者のご冥福をお祈りすると共に一日も早い被災地の復興を祈念いたします。

2.くたばれ民主党政権
政権交代から2年あまり、マニフェストに掲げた政権公約をことごとく裏切り続ける政府与党。
前回選挙で投票したことを後悔するばかりです。
菅前首相は震災という未曾有の災害の中パフォーマンスに終始してロクな対策もとらず、挙句法に基づかずに中部電力への原発停止要求という禍根を残して退陣。
それに代わる野田政権はもはや政治理念もへったくれもなくひたすら官僚の言いなりのまま政権を運営、震災対策を放置したまま消費税等の増税に向かってまっしぐら。
その間国民には選択権も行使できずに搾取されるのみ。
来年、一刻も早い総選挙を願います。

3.地デジ化
なぜ地上波でなければならないかなど議論は多く残されていた上、震災の影響などもあって先延ばしすべきという意見もあった中、半ば強行された地上波の完全デジタル化。
結果NHK受信料解約の増加にみるような国民の「テレビ離れ」に拍車がかかった格好になりました。
家電販売も駆け込み需要後は伸び悩み、薄型テレビの値崩れを引き起こしました。
肝心の電波帯域の整理は進むんでしょうかね?

4.大阪維新
維新の会が進める大阪都構想に基づき大阪で府知事・市長のダブル選挙が実施され、市長に橋下徹氏、府知事に松井一郎氏が当選。
その後矢継ぎ早に改革案が提示されています。
これまでの自民党、それに続く民主党政府の無為無策と比べ物にならないほどのスピード感に大きな期待を寄せています。
早晩全国にこの動きが波及することでしょう。
ただ、その分抵抗勢力の逆襲が心配ですが…

5.タイ大水害
日本企業も多く進出しているタイで大水害が発生し、日本の経済にも影響を及ぼしました。

6.サッカー女子ワールドカップで日本優勝
震災以降沈うつムードだった日本に明るい話題を提供してくれたなでしこジャパン
ただただ拍手喝采でした☆

7.大相撲八百長疑惑、65年ぶりの本場所中止
公共放送で八百長スポーツを放送し続けてきた責任は誰かとったんですか?
そういう放送が公序良俗に適合しているとでも?
今はもうそんなことなかったかのように普通に中継やってますけど、そういう甘い態度がこういう問題がなくならないんですよね。
これもある意味日本という国を象徴する問題だと思いました。

8.金正日死去
年末飛び込んできた大きなニュース。
後継者の金正恩氏はみためまだ若いけど、この国がヘンな暴発をしないことだけ願います。

9.アラブの春
チュニジアでの民主化運動はエジプトに波及して政権が崩壊、そしてリビアではカダフィ大佐が死に追いやられました。
イスラム世界が民主化するとアメリカとの関係が悪化するのがこれまでの戦後史。
将来の火種の予感がします。

10.TPPは踊る、されど進まず
突然の菅前首相の参加交渉入り発言からなんだかよくわからない議論(ともいえないような言い合い)が続いています。
こちらも今後の日本を大きく左右する可能性を秘めたニュースという事で最後にランクに入れてみました。

〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜

こうしてみるとまだまだ現在進行形のニュースが多い気がします。
ほかにも「スティーブ・ジョブズ氏死去」「オリンパス粉飾決算」など企業系ニュースもありましたが、アップルもオリンパスもユーザーではないので思い入れなしw。
あと「ニュージーランド震災」「霧島新燃岳噴火」「和歌山・奈良などの台風被害」といった東日本大震災以外の災害にも心を痛めた一年でありました。

次回は私生活編。