のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

よいこの徒然草・第二十四段

noririn_06102011-05-21

斎宮さまが野宮で斎戒しておられる様子は、高貴でこの上なく美しいものだと思います。「経」「仏」という言葉をさけて、「なかご」「染紙」と言うところなども趣があります。
全て神社は、あなどりがたく上品で美しいものです。長寿に生きる森の色彩もみごとですし、垣をめぐらし、榊に木綿をかけてあるところなど、並々ならぬ美しさではないですか。特に素晴らしいのは、伊勢神宮上賀茂神社下鴨神社春日大社平野神社住吉大社、三輪の大神神社貴船神社吉田神社大原野神社松尾大社梅宮大社です。

※「斎宮」「野宮(ののみや)」=野宮の場所は天皇の即位毎に定められ、現在の野宮神社のある場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初という。南北朝の動乱期(兼好の時代)に斎王制度が廃絶したためここでは「斎宮」としている。
「言葉をさけて…」=神に仕える斎宮は仏教も禁忌とするためそれらに関連する言葉も禁じられた。

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神社、いいですねぇ♪
ボク個人的には北野天満宮伏見稲荷兼好法師の時代にはなかったけど平安神宮橿原神宮も好きです☆
あの清らかな境内の空気がいいんですよね〜

みなさんのお気に入りの神社というと、どこですか?