のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

そうだ、東寺、いこう

noririn_06102011-04-09

ことしのJR東海そうだ、京都、いこう」桜キャンペーンは東寺不二桜
東寺に参拝するたびにその優雅な枝垂桜の枝ぶりをみて、この桜が咲くころに参拝してみたいな〜と思っていた樹です。
しかし、東寺に参拝するのはここ最近桜といっても超早咲きの河津桜の季節ばかり。
キャンペーンを機にことしはぜひとも満開の不二桜をみにいこう
それがことしの桜シーズンの目標でした。

先日阿亀桜などをみにいった前の日にお寺に問い合わせると、境内の桜とあわせてみごろは10日ごろとのこと。
10日は大事な用事もあるし、行けるかな〜?

それとは別に、ことしは体調不良が重なって毎年行っている東山花灯路に行けなかったくやしさから、ぜひとも夜桜をみに行きたいと思っていました。
どこに行こうかな〜?
久しぶりに清水寺高台寺?それとも二条城?
そんな中、ふと京都駅でみかけた東寺の夜間拝観のチラシ。
ことし初じゃないかな〜?
不二桜はできればJR東海のポスターのような青空のもとみてみたいし…
なんてことを考えてたら、友人から件の東寺の夜間拝観がすばらしかったとの報告がありました。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで、桜満開の東寺の夜間拝観に行くことにしました♪
今回は単独行動です(^^;)

夕方6時の開門にさすが土曜ということもあって行列ができています。
でも、春分を過ぎて徐々に日が長くなってきてる春の黄昏、6時の段階では夜桜を楽しむにはまだ明るすぎるのでしばらくのんびり待機。
行き交う人の顔もみえなくなるくらい暗くなってきたら、さぁ始動♪
さすがに人気はポスター付近の不二桜と五重塔の構図ですが、ポスターと同じように撮影するには大きな脚立か何かがないとダメですねw。
ボクも一応狙いますが、余計なことを考えずに不二桜の美しさを純粋に楽しむほうがかえっていい感じです。
優雅は闇夜とともに幽玄に姿を変え、時折吹く夜風にしなやかにたなびく姿はなんともはかなげで美しい☆

(…最近『徒然草』を読んでるので、なんとなく日記の文章もその言い回しっぽくなってる気がw)

もちろん不二桜以外の桜もほぼ満開でみごとです☆
そして法堂のご本尊・薬師三尊像は堂内で拝観することはできませんが、夜の闇と堂内の闇が折り重なる中にたたずむ姿が日中拝観するのとはまた違った厳かな雰囲気を漂わせていました。
できれば講堂の立体曼荼羅も同じシチュエーションで拝観してみたかったなぁ。

ことし最大のターゲットだった東寺の不二桜をみることができただけでなく、ライトアップも同時に果たせて大満足♪
…ただ、ボクが楽しんで楽しんでるときにもヨメと坊主はまだ夕食を済ませていないというので、きょうはラーメンをガマンして急ぎ帰宅、3人で外食に出たのでありました。

さぁ、京の桜ハンティングもそろそろ後半戦に突入。
まだまだ追っかけるぞ〜☆