のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

消されたヘッドライン

監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウベン・アフレックレイチェル・マクアダムスetc.
※作品HP
http://www.kesareta.jp/

というわけで試写会に行ってまいりました♪
ボクのヨメも坊主も字幕洋画がみれないので最近めっきり洋画を、しかも試写会にいく機会が減ってます。

試写会会場は大阪厚生年金会館(大阪・四ツ橋)。
梅田以南の街に行くのもものすごく久しぶりですw。
とりあえずハラごしらえ、早めの夕食は大阪でもラーメンw。
心斎橋筋商店街から少し東に入った「ラーメン武里音(ぶりおん)」で「塩チャーシューメン」素朴な塩味に豚背油でまったりしたお味(^▽^)ウマー♪

さて、本題の映画ですが、新聞記者がひとつの事件をきっかけにアメリカ国内の闇の世界に引き込まれていく…という社会派サスペンスです。
主演のラッセル・クロウで個人的に印象が深いのはやはり『グラディエーター』(アカデミー主演男優賞受賞)ですが、役作りか、かなりでっぷりした体形になっちゃってますw。
共演のベン・アフレックで思い出すのはやはり『パール・ハーバー』。
そこでみせたやたらうそ臭い正義漢ぶりがこの映画ではナイスキャストといえそうですw。

正直言って新聞記者という職業を英雄視するどころか大嫌いで、映画もヒーローちっくな記者というのに若干の違和感を覚えますが、映画の内容はなかなか興味深いものでした。
そして、この映画を通して、アメリカ社会において、湾岸戦争以降、現在に至るテロとの戦いというのがひと昔前のベトナム戦争と同等かそれ以上の暗い影になっているということを感じました。

正義はどこにもなく、あるのは虚無感とトラウマのような人々の心の傷。
アメリカ人の中にそういう意識が少なからずあるのではないでしょうか。

ラッセル・クロウほか出演者の演技力と先を読ませない展開がなかなかみごたえのある作品だと思います。
ボクのように社会派サスペンスがお好きな方はみて損はないと思います。
※劇場公開は5/22(金)からです