花園天皇が新しく富小路の内裏をご造営されて、朝廷の役人たちにおみせになったところ、いずれも問題なしということで、いよいよ遷宮の日も近づいたとき、玄輝門院さまがこれをご覧になり「閑院殿にある櫛形の穴は、上が半月型で丸く、縁はございませんでし…
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