第二十段 なんという人だったか、ある世捨て人が「わたしはもうこの世には何も思い残すことはないが、ただ、この空と別れることだけはさびしい」と言ったといいますが、まったくわたしも同感です。 第二十一段 どんな時でも、月をみつめていれば心が慰められ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。