のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

選挙

選挙になるらしい。
自民党ガー、民進党ガー、小池東京都知事ガーとがやがややっているが、選択肢はそれほど多くない。

〇今のままでいい
〇それほど違いはなくても今の与党を変えたい
〇全部が全部一変させたい

このくらいのものだろう。

個人的に、日本の政治において「政策論争」というものは成立しないと思っている。
論争するほど、対立するほどの政治的な課題がそもそもない。
大多数の国民に国に対する要望、願望に違いがないからだと思う。

経済的に潤って。
税金は安く、負担は軽く。
福祉は手厚く。
教育は充実。
治安が良くて、災害に強くって。
世界は平和で。

今の日本の政策論争というのはこういったものの優先順位をどうするか程度のものなのだ。
まあ、結局誰も優先順位をつけられず、どれも手つかずでロクに何もしないできない政治が続いているのだけれども。

まあ、それでも選挙は行われる。
少しでも口を出せるのであれば出さねばいけません。

まず、改憲に関する論点については全くスルー。
憲法改正国民投票で決まるのだから、今この選挙で議席がどうなろうがその後の議会でどういう議論になろうが、それがすなわち決定事項とはならないのだから。

消費税を上げるのには反対、というか消費の停滞を考えるのであれば下げるべきだとすら思うし、下げないまでも、とりあえず還付金制度をみなおしなさい。
国会議員の歳費をゼロにするまで消費税を含めあらゆる増税には反対。
ボロ儲けしてる企業とか企業経営者、政治献金とかしてる連中の税金は上げてもいいかな。
カネは「有る」ところから取りなさい。

北朝鮮?どうでもいいよ。
今突然ふってわいた危機でもないだろうに。
あちらもバカじゃないんだから、人の住むところにミサイル打ち込んだら、戦争になったら自分たちがどうなるかくらいわかってるから。
今日本国内で危機を吹聴している輩はそういう相手の事情すら想像できないバカか扇動者だから。

喫緊の課題というか、最も優先させるべき課題は、この国の少子高齢化・人口減少化をどうするのかだと思う。
減ったら減った分ちゃんとそれ相応に国の規模を小さくすればいい。
人が減ってるのに政治家や官僚のアホどもは税収だけ減らさずに確保しようとするから世の中がいびつになる。
でなければ減少に歯止めをかけて回復させる、となるのだけれど、それこそ日本の総力を結集して若者・子育て世代にカネを回すことですね。
必要なのは彼らの経済的余裕と安定ですから。
どっちがいいと今の段階ではいえないけど、どっちにするかという論点は一つの争点になるでしょう。

原発のこととか森友・加計のこととか、書き足りないことは山ほどあるけどこの辺で。
政治家が自己の保身や栄達ばかりに時間を費やして決めた解散総選挙であっても、我々一般国民は地に足をつけてじっくり政治について考えるいいチャンスだと思います。
自分が政治に一番何を求めるか?
政治に口を出す唯一のチャンスなのですから、政治は興味ないとかわからないなんてアホなことをいってないで自分の方針をしっかり立てて、無駄にならないようにしたいものですね。