のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

印象派絵画

noririn_06102016-04-27

桜の写真を撮影しに岡崎公園に行った際に、京都市美術館モネ展ルノワールが同時開催されているので改めてぜひ行きたいと思っていました。
休日のきょう、つつじや藤などの花々がみごろだというのに雨で写真撮影できないので、いい機会と思い展覧会に行くことにしました♪

昼前に出て、まずは昼食。
河原町丸太町の「キラメキノトリ」で「鶏白湯らーめん(チャーシュー増量)」天一系の濃厚スープにつるつるの中太麺が(^▽^)ウマウマ〜♪

ヨメさまはラーメン目当てに同行しましたが、展覧会には興味がないとのこと。
ひとりでじっくり堪能するとしましょう♪
モネとルノワール、風景画と人物画で対照的ですが、いずれも前期印象派の巨匠として有名ですね。
特にルノワールの展覧会はむかし父に連れられて兄と3人で行ったことがありますが、いつのことだったっけ?
兄がまだ京都にいるときだから、中学生以前だったはずだけどw。

さて、展覧会。
まずはモネから入場。
初期の風刺画から晩年の作品まで網羅されています。
有名な「印象、日の出」の展示は3月中に終わってしまっていますが、負けず劣らず有名な睡蓮の連作も展示されていました。
印象的だったのは、睡蓮の池の夕焼けバージョン。
「睡蓮」といいつつ睡蓮の花や葉が浮かぶ池の水面に注目してその変化を楽しんでいる絵だと感じました。
ほかにも印象深い作品がいくつもあるので絵葉書を買っていこう♪

続いてルノワール
この世で最も美しいのは人間の女性と公言する画家だけに、美人画が多数☆
うちわを持つ女」は女性が美しいだけでなく、和風の小物であるうちわを使っているところに親しみ感じます。
バックの花は菊のようにもみえます。
ほかにもたくさんいい絵があるので、これも絵葉書を買って、父へのお土産にしよう♪

モネとルノワール印象派の絵画をみて写真の構図なんかの参考にしようということも考えながらみていたのですが。
そもそも印象派絵画というのは多分に写真的な絵画だと思います。
限られた部分にフォーカスが合わされていて精密に描かれる一方で、周囲・バックは流れるような筆致でぼかされる。
これにより、フォーカスが合わされた部分がより際立つ。
写真で被写界深度を浅くしてバックや手前をぼかすのと同じですね。
でも、それよりも感じたのは、改めて印象派絵画をみていると、そもそもボクの写真というのは印象派絵画の強い影響を受けているような気がすることです。

あまり陰影の強い写真や暗い写真は好まず、全体的にハイキー。
モノトーンより色彩豊かな色合い。
曇天より陽光。

巨匠の絵と比較の対象にすること自体おこがましいことはなはだしいのですが(^^;)
ここに自分の写真、いや自分の中の美のルーツをみた気がしました。
まあ、撮影した写真の「自分らしさ」をぶっ壊すことを考えるのも楽しいんですけどねw。
こういうことを考えながら、次に写真を撮影したらどうなるかなぁ?

両展覧会とも平日というのにかなりの混雑で、あまり足を留めて作品を堪能するというわけにもいかず、思ったより早く美術館を出ましたが、大満足の美術鑑賞でありました☆

その後ヨメさまと再度合流して、岡崎公園に新しくできたスタバで一服、期間限定の「カンタロープメロン & クリームフラペチーノ」をいただいて帰宅したのでありました。