のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

梅雨の晴れ

noririn_06102011-06-04

仕事の合間の晴れを待ち焦がれて、気がつけば6月。
きょうの24勤務明けは久しぶりの晴れ☆

街中のさつきの花はもうしおれはじめていますが、詩仙堂さつきをみにいくことにしました♪
きょうはヨメんも一緒です☆

土曜ということもあって少々人が多い感じですが、さつきはみごろ☆
去年は街中のさつきがみごろになったのにあわせて参拝しましたがまだほとんど咲いていませんでした。
ぶらっとお庭を歩いてから改めてお堂に戻ったら少しは人が減ってるかも…と思ったら、さらに増えてました
で、詩仙堂といえばやはり漢詩に親しむお寺。
掲げられている詩の中でのりりんが個人的に好きなのはこちら(書き下し)。

岳陽楼に登る 杜甫

 昔聞く 洞庭の水
 今上る 岳陽楼
 呉楚 東南にさけ
 乾坤 日夜浮かぶ
 親朋 一字無く
 老病 弧舟有り
 戎馬 關山の北
 軒に憑れば 涕泗流る

※訳
洞庭の水を、名のみに聞いていたのは昔のこと。
いま私は、岳陽楼に登って、目のあたりにその湖をながめている。
東南、呉楚の地方が二つに裂けて、この湖水がたたえられ、
はても知らぬ水面は、昼も夜も、全宇宙を浮かべているかと見えるほど。
思えば親しい人たちからは一字の便りもなく、
老病のわが身につれだつものは、ただ一艘の小舟があるばかり。
目を転ずれば境をへだてる山々の北では、軍馬の足音がひびいているとか。
楼の手すりによりかかりながら見わたすとき、私の目からは涙があふれ出る。
(訳・前野直彬『唐詩選』)


いつかこの岳陽楼にもいってみたいね〜♪
なんて2人で話しながら詩仙堂をあとにしたのでありました。

帰りはやっぱり一乗寺ラーメンストリートw。
ヨメリストのひとつ「麺屋極鶏(ごっけい)」で「極鶏 鶏だく(チャーシュー増量)」天下一品のこってりスープをより濃厚により上品に仕上げたようなとろとろスープが麺にからんで(^▽^)/コリャウマー☆

久しぶりにのりりんらしいお散歩となりました♪
でも、日曜からまた雨というので、次にいけるのはいつかなぁw。