のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

妖怪の孫

3連休3日目、予報通りのくもり雨。
というわけで、きょうも映画をみにいくことにしました♪

「妖怪の孫」

妖怪の孫

「シン・仮面ライダー」はウチの近所のイ〇ンシネマで上映がありましたが、こっちはないですねぇ…
新京極のMOVIX京都でしかやってないみたい。
元々3連休が全部雨と思って行こうと考えて、水曜日に行こうと思ってたんですが、晴れたので日帰り旅行に切り替えたといういきさつがあります。
金曜のきょうに切り替えたら上映時間が違ってて、上映開始の1時間以上前に着いちゃいました(^^;)
映画のあとに遅めの晩メシにしようと思ってたのを急きょ映画の前に。
映画館から南下して、寺町綾小路(四条通下る)の「麺匠 一粒万倍(寺町店)」で「特製醤油らぁ麺」こだわりの鶏・鴨ダシの醤油味スープはすっきり上品な味わいで細めの麺もするするもちもち、チャーシュー・鶏チャーシューのダブルトッピングも\(^▽^)/ウマウマ~☆
うん、祇園祭の時とかにまた来ようw。

特製醤油らぁ麺@一粒万倍(寺町店)

さて、映画。
少し前に「ぬらりひょんの孫」というタイトルの漫画アニメがありましたがそれとは全く関係なく、「昭和の妖怪」と呼ばれた故・岸信介の孫、すなわち故・安倍晋三にまつわるドキュメンタリー映画です。
ハッキリ言って、ボクは自民党という政党が大キライです。
つぶれてしまえばいい、いやつぶれるべき、つぶれるのが日本のためだと思っています。
仮面ライダーをみた直後に言うのもなんですが、ショッカーみたいなもんだと思っています。
その自民党の草創に携わったのが岸信介(初代幹事長)です。
戦中の満州経営の責任者であり、公職にありながら麻薬で莫大な資産を得て、戦後A級戦犯として収監されましたが不起訴となり、自民党を立ち上げた人物。
なぜ不起訴になったのかまったく理解できませんが、資産による買収と米国CIAのエージェントになることで訴追を免れたとも。
そして戦後の政界に乗り出して首相にまで上り詰めた、まさに妖怪です。
そんな岸の孫である安倍晋三は、父の安倍晋太郎より祖父の遺志を継いで政界を牛耳ってきました。
祖父の岸と孫の安倍晋三、良し悪しは別として、戦後日本の歴史に名を遺す最大の2人といっても過言ではないかもしれません。

正直、この映画で新しいことを知って目からウロコとか、感動する何かがあるとかいう期待があって鑑賞したわけではありません。
鑑賞後もそこは変わりませんでした。
でも、こういう映画を制作し公開した人々に対する賛意と敬意を示すために近いわけでもない映画館に行って安くないチケットを購入して鑑賞したいと思い今回映画館に足を運びました。
惜しむらくは、安倍晋三の生前にこうしたものが作られなかったのが残念です。
作れない、公開できない理由があったとしたら、それこそが現在の日本が抱える大きな問題だろうと思います。
射殺された安倍氏に同情する気は全くありませんが、彼には生きていてほしかった。
生きて、諸悪を日本国民の手で断罪され、裁かれるべき人物でした。
現在の、これからの自民党が何となく安倍的な政治を継続することで日本という国が奈落に落ちていくのを防ぐためにはそれ以外に手立てはないと思います。
そしてそんな安倍氏の政治のバックボーンに存在するのが妖怪・岸で、これこそが諸悪の根源です。

ボクは自民党という政党は日本がさも民主的に自主的に米国に付き従う政策をとっていると日本国民に思わせるために作られた米国の傀儡政党だと思っています。
自民党とその支持者が「選挙で勝ってる」から「正義」「善」として自民党政治に従えというたびにその思いを強くします。
真理は多数決で決まるものではありません。
選挙で負けそうになったら検察やメディアなどがよってたかって対抗政党をつぶしにかかり、それでも生まれた非自民党政権を理不尽につぶしにかかるさまを民主党政権誕生時にわれわれはみせつけられました。
あの力の根源がどこにあるのか?
先ほどの「現在日本が抱える大きな問題」の答えはそこにあると考えます。
ショッカーの首領は誰なのか?
それを考えなければならないと思います。
我々日本人は、いい加減にその諸悪の根源を絶たなければなりません。
それこそが安倍晋三流にいう「戦後レジームからの脱却」なのではないでしょうか?
妖怪の孫・安倍晋三が死去することによって、それらがちょっとずつみえるようになってきました。
統一協会の問題もその中の一つでしょう。
言うまでもなく、統一協会を日本に引き込んだのも妖怪・岸です。

統一地方選挙の前半戦が告示されました。
子育て問題云々、候補者がみんな同じように訴える美辞麗句の言うだけ公約に惑わされてはいけません。
今後数年にわたって、国政地方問わずあらゆる選挙は「統一協会を日本の政治の世界から追い出すか否か」以外に争点などありません。
この一点を足掛かりに「戦後レジームから脱却」しなければ日本に未来はありません。
我々の手で日本の未来を勝ち取りに行きましょう。
妖怪とその末裔にこの国を支配させてはいけないのです。