のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

水の風景を求めて

京都の滝といえば音無の滝と思い、先日は大原まで行ってきました。
さらに渓谷は?と考えたら、園部のるり渓を思い浮かべました。
行ったことがないから一度行ってみたい♪
ほかに水の風景は?
この時期特有の水の風景として、水田がありますね☆
用水路から水を引き込んだ田植え前、あるいは田植えをしてすぐの田んぼは日本の原風景ですね♪
青空や夕焼け、空の色を映す水田をいつも撮ろうと思うのですが、なかなか機会がなくって。
調べると「日本の棚田百選」というのがあって、京都では福知山と京丹後の2か所に選ばれている棚田があるらしい。
るり渓に行ったらさらに足を延ばしてみよう♪

そんなこんなで、おととい6日の夜勤明け。
これまた水によく合う花しょうぶがみたくって、ウチからそう遠くない大阪・枚方市山田池公園に行ってみたんですが、コロナで駐車場が閉鎖されてて断念(ーー;)
自分は自粛しませんが、こうして自粛を強要されることもありますか。

で、7日はお休み、いい天気♪
前日に断念した花しょうぶをほかのところにみにいこうか。
確実にみられそうなのは平安神宮梅宮大社
でも、どちらも去年もみにいったし…
というわけで、京都北部に足を延ばすことにしました。
るり渓なら京都縦貫道を使えばウチから1時間ほどで行けそうです。
朝からソリオくんに乗って朝からお出かけ。

…が、るり渓も観光駐車場が閉鎖されてる。
な~んだって~!?
まあ、しょうがないと思いますが、事前に閲覧した京都府のHPなどにもそうした情報を掲載されてないのはいかがなものか。
ちょっとイラっとします(ーーメ)
ふてくされて帰宅しちゃおうかとも思いましたが、せっかくここまで出てきたんだからるり渓はあきらめて次に行こう。

園部からのんびり地道で福知山方面へ。
一度兵庫・丹波篠山をかすめて福知山方面に向かいますが、その道すがらに筱見四十八滝とあるのをみつけました。
るり渓に行けなかった代わりに渓谷・滝の風景を楽しもう♪
渓谷に沿って歩く…というよりこりゃほとんどトレッキングですね(^^;)
さすがにカメラと三脚もって歩いていくには限界がある。
リュックにしたらよかったw。
8つある滝(後で調べました)のうち「手洗滝」「弁天滝」「肩ヶ滝」の3つをみて引き返しました。
それだけでも十分雰囲気は楽しめました♪
先には落差30m以上の「長滝」というのがあるらしく、またの機会にちゃんとトレッキング備えで訪れたいものです。

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筱見四十八滝「肩ヶ滝」

福知山市街に入ったら11時過ぎ、とりあえず昼食。
去年のこの時期にも来た福知山駅前の「つけ麺本舗 ぐうりんだい」で「つけ・丼(つけ麺とぐうりんだいミニ丼のセット)」全粒粉のつるつるしこしこ麺がやっぱり(^▽^)/ウマウマ~♪
ホントはそのすぐ近くの別の店に行く気だったんですが臨時休業ですって(^^;)
こんなのばっかりw。

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つけ・丼(つけ麺と丼のセット)@つけ麺本舗 ぐうりんだい

福知山・大江山のふもとにある日本の棚田百選「毛原の棚田」を目指すんですが、それだけというのももったいないので、あじさいの名所・丹州観音寺へ。
旬にはまだ少し早いかな~と思いながら行ったら予想通りで、境内全体で色づきは五分といった程度。
しかも日差しの強い午後、少々しおれ気味ですね(^^;)
あと1週間くらいしたらピークかな?
きょうはココがメインというわけじゃないから、まあいいかw。

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丹州観音寺のあじさい

市街地からおよそ30分ほど走って、福知山の北東のはずれ、大江山
棚田の前に、せっかくだからと付近を散策してみよう♪
大江山 いく野の道の遠ければ ふみもまだ見ず 天橋立」の百人一首の歌で知られる大江山
歌にちなんでかどうかは知りませんが、丹後天橋立大江山国定公園に指定されていて、かつて鉱山があったあたりを中心に公園化されています。
…が、こちらも閉鎖中(ーー;)
かろうじて駐車できるスペースがあったので、ほんのちょっとぶらぶら。
酒呑童子をはじめとした鬼退治伝説の地でもあって鬼瓦や鬼の人形と鬼だらけですw。
大江山から流れる宮川の渓流もキレイです(散策道も閉鎖中)。

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日本の鬼の交流博物館・大鬼瓦
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宮川の渓流

で、大江山の林道をくねくね走って毛原の棚田
日本の棚田百選に選ばれる棚田は谷あいの地形に不思議な曲線を描いて水田が折り重なっています。
2か所ほど田んぼの真ん中に円が描かれています。
何だろうと思うと、大きな岩が埋まっている模様。
こんな場所だから重機とかも入れられず、撤去できずにそのまま埋まってるみたい。
逆にそれをオブジェのように飾ってるのがおもしろいですね☆
気がつけばもう夕暮れ時も近づいてます。
せっかくだから日没までのんびり待ってみよう。
スマホも電波が弱くって使いづらいし特に何をするでもなく、クルマの座席を倒して寝転んで。
日本の原風景のような里山の風情の中、用水路の流水の音と、鳥の鳴き声と。
静かだなぁ♪
小一時間ほどうたた寝したかな(^^;)
いい夕焼けにならないかな~と思いましたが、東西の山に挟まれた地形もあって残念ながら夕焼け色にはなりませんでした。
写真は色温度をちょっと変えて夕焼け風にw。

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毛原の棚田の黄昏

何かと予定通りにうまくいかない行程でしたが、のんびり楽しい散策というか日帰り旅行になりました♪
滝や渓谷の風景に水田の風景、水の風景といってもいろいろありますね☆
こうなると海や湖、大きな川の風景もみに行きたくなりますねw。