のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

本格製作

さあ、2つ目のジオラマ試作です♪
ひと通りの制作手順の勉強が終わりましたので、試作といっても前回とはかなり違って本格的なジオラマになる…ハズです(^▽^;)
今回作るジオラマのイメージは「叡山電車・高野川鉄橋」。

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叡山電車・高野川鉄橋

こんな感じですが、あくまでイメージ。
実際は複線の鉄橋ですが単線で作るほか、鉄橋の長さ(川幅)などを完全に再現するのは大変なので、少し小さめにして作ります(^▽^;)

作業手順は、少し前の日記で紹介したYouTube動画を踏襲したいと思います。

<以下は備忘録としての箇条書き>

地形のベース作り
発泡スチロールを重ねたり貼りつけたりして大まかな地形の土台を作ります。
家屋のカベの中に断熱材として用いられる「スタイロフォーム」という素材をジオラマでは使うらしいのですが、材質的には発泡スチロールと同じらしいので、今回は百均で手軽に手に入る発泡スチロールを使用してみます。

粘土で地形作り
発泡スチロールで作った地形を、粘土で隙間を埋めつつ自然な感じに盛りつけます。

ティッシュペーパー貼り
スチロールと粘土で作った地形にボンド水を使ってティッシュペーパーを貼りつけ、表面をなじませます。

石こう打ち
地形に土砂の質感を加え、かつジオラマベースの表面を保護するためにボンド水で溶いた石こうを塗ります。

塗装
石こうを打ったジオラマ表面にアクリル絵の具を使ってベースの着色をします。

パウダー
塗装したジオラマ表面にカラーパウダーで着色、表面に草原・下草の質感を加えます。

線路装着(予定)
ここまで出来上がったジオラマベースに線路を貼りつけ、バラストをまき、前のジオラマ同様線路とバラストを塗装します。
…が、今回ボクが作るのは「鉄橋」ですので、はしっこの線路だけ取りつけるとつなぎにくくなる可能性があるほか、鉄橋の下の川や道路が作りにくくなる可能性があるので、その場合は後回しにします。

ストラクチャー等の装着
今回使用するストラクチャーは鉄橋とその橋脚くらいしかありません。
よって⑦同様後回しにする可能性があります。

地面の仕上げ
パウダーではない「フォーリッジクラスタ」で雑草を表現したり、バラスト・小石を貼りつけて地面を仕上げます。
川の部分にはバラストより大きい小石も拾ってきて置いてもいいかな♪

水面の仕上げ
鉄橋の下を流れる川の部分に塗装を施し、「モデリングウォーター」を使って水面を表現します。

※鉄橋・線路を後回しにした場合、⑩の後にやって、線路や橋脚の回りに追加で⑨の工程を施します。
なお、今回の鉄橋の橋脚は川の中には建てません。

最後の仕上げ
端っこの切り取られた発泡スチロールの断面などに化粧板を貼りつけるなどの仕上げを行います。

以上11の項目をクリヤして完成となります(^▽^;)
前途多難…

で、さっそく①の工程。
百均で厚さ1cmの発泡スチロールをみつけたのでこれを使用。
電熱線でスチロールをキレイに切るスチロールカッターという道具があるらしいのですが、まあ、普通の刃物のカッターで大丈夫でしょう…と思って作業をしてみたら、まあ大変(^^;)
うまく切れないし細かいクズが大量に出るし。
定規をあてて線をかくようにす~っとカッターを引いても全然ダメ。
途中からコツをつかんでノコギリのように細かく上下させればうまくいきました♪
ジオラマスタイロフォームを使う理由がわかった気がします。
…次やる時はスチロールカッター買ってこよ(^^;)
ついでにスタイロフォームも安価なものがないか探してみよう♪

で、貼りつけですが、プラスチック用の接着剤等を使うとスチロールが溶けてしまうので木工用ボンドを使います。
石こうなどで表面を覆うのも塗装にラッカー系塗料などを使わないのもスチロールが溶けてしまうためだそうです。
木工用ボンドで貼り付けた後、スチロールにつまようじを刺して接着剤が乾く前にズレたりしないように固定、飛び出している部分はニッパーでカットします。

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つまようじを刺す

一番面倒だったのは、最初のプラケースの底面に合わせてスチロールをカットする部分。
カッターで切りにくいスチロールを底面の曲線に合うように切断するのに苦労しました。
…が、これで①の工程クリヤ☆
川の幅や盛土の端っこなど、もう少し微調整が必要ですがおおむねOKでしょう☆

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土台作り(鉄橋は乗っけてみただけ)

休日が少ない今月なので、仕事と仕事の合間にちょこちょこ作業して、ひとつの工程を数日でクリヤするくらいのペースで進めていきます♪