のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

そして巡行

祇園祭後祭、山鉾巡行花傘巡行

祇園祭が前祭・後祭に分かれて旧来の形に戻されて何度目になりますかね~?
ボクが祭見物に行くようになってから、当初24日は花傘巡行だけだったのですが。
去年は危険なほどの猛暑で花傘巡行が取りやめ。
おととしは前を行く山鉾に行く手を阻まれた花傘巡行が御池通りを空けるために河原町通りに押し込められて。
なんか個人的に花傘巡行がないがしろにされてる感を抱いてしまうここ数年でした。

そんな気分を払拭したくて、ことしは花傘巡行をメインに撮ろうと決めていました。
しかもことしは祇園祭創始1150年記念ということで、通常2つの花街の持ち回り参加のところ4花街が出そろっての豪華版☆
場所もこれまで河原町御池の交差点で撮影していたのを河原町四条に移動。
八坂神社まで花傘巡行の列を追っかける気満々です♪

早朝から出張って場所取り、交差点の東側。
ここだと烏丸通りに向かう山鉾は過ぎ去るうしろ姿しかみえなくなりますが、花傘は八坂神社から西に向かう時と戻る時の2度みることができます。
場所取り、時間つぶしは節分祭などで毎度のことw。
10時過ぎくらいになると花傘巡行の太鼓の音が近づいてきます。
祇園囃子とはまた違う、心揺さぶられる音です。
子供たちの神輿に織商鉾の美しい和服女性の列、そして4つの花街勢揃いの舞妓はん♪
…あれ?祇園囃子の山車がありませんね。
通常持ち回りで前祭のどこかの山鉾のお囃子が最後に来るはずなのに。
山鉾巡行とかぶるからやめたのかな?

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獅子舞

花傘巡行が通り過ぎると北から山鉾がやってきます。
くじとらずの橋弁慶山、そして友人のいる北観音山
曳き手に車方、大勢の中から探すのがけっこう大変(^^;)
気がつくと2、3歳くらいの男の子が雑踏の隙間からボクのすぐヨコで一生懸命巡行をみています。
大人だったらブロックしますがw、小さな子供にそんなことをするほどヤボではありません。
むしろ積極的に前に出してあげますw。
少しうしろにお母さん、なんでも東京から見物に来たのだとか。
坊やが今後思い出したときに、お母さんが少しでも説明してあげられるようにと軽く山鉾の解説をしながらの撮影になりました。
鯉山「おさかなみえるかな~?」とか浄妙山「そらとぶ鎧武者」とかw。
そして最後は文字通り「おっきなお船大船鉾
比較的広々とした御池通りとはまた違って河原町通りのビルの間を抜けてくるのもまたいい雰囲気ですね~♪

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大船鉾

そして戻ってくる花傘巡行。
左右逆転してさっき反対側にいた人たちがよくみえて、二度おいしいポジションです☆
このあたりから個人趣味ショット炸裂w。
鷺踊りの子供たちが暑さ対策か頭のかぶりものをしていないのが新鮮でした♪
行列が過ぎた後、八坂神社まで花傘の行列を追っかけて東へ。
ここからは完全に道路を通行止めにしないので信号などで時折行列が立ち止まります。
そのスキをついて先回りして、見物客のいない場所をみつけては立ち止まって撮影します。
さらに個人趣味炸裂w。

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ああっ女神さまっ(織商鉾の女性)

重たい荷物と脚立を抱えて走り回って、八坂神社に到着するともう汗だく(--;)
境内で少し休憩してると早くも祇園太鼓の音色、芸能奉納が始まっちゃいました。
まあ、去年みたものについては軽く流す程度にして、本命は祇園甲部歌舞会雀踊り宮川町歌舞会コンチキ音頭
特にファンの多い祇園甲部の雀踊りは例年あまりちゃんと撮影できないのですが、今回はうしろ側からとはいえけっこうしっかりみることができました♪
鷺踊り万灯踊りのかわいい少女たちを最後までみて、ことしの祇園祭撮影は終了となったのでありました。

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雀踊り(祇園甲部歌舞会)

それにしても暑かった。
くもりの予報だったはずですが、巡行の途中から晴天に。、
河原町四条の交差点では日陰でしのぎやすかったですが、八坂神社までのダッシュと芸能奉納の際の強烈な直射日光がこたえました。
用意していた500mmペットボトル4本が空になって2本追加。
帰宅後、気がつけば腕やおでこがヒリヒリ、真っ赤に焼けてます。
さすがのりりん晴れ男も考え物ですね(^▽^;)
バテと水分補給で空腹感がなかったので買い食い等はナシw。
帰宅後家族3人で土用の丑には少し早いですがうなぎを食べに行きました。

たった2日のボクの祇園祭でしたが十分満喫できたと思います☆
毎年新しい出会い、新しい発見がある祇園祭
また来年、どんな出会いがあるのかな~?