のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

志那三郷の藤

5月5日はこどもの日☆
先日の3日同様、通常休みをあまりとらないGW期間中ですが、運よく休みをいただきました♪
実はこの日、上賀茂神社賀茂競馬をみにいきたくて休日の要望を出してたんですが、予想通り小さなお子さんのいる同僚も多く休みの要望を出していたので休みとはならず前日からの夜勤明けの予定でした。
夜勤明けで場所取り、初夏の日射し、雑踏での撮影はキビシいな~。
もうやめとこうかな~。
なんて考えてたら、急きょの勤務変更で休日となっちゃいました。
こりゃラッキー☆のはずが、先日流鏑馬をみにいって思いのほか疲れが出てしまい、足腰ガタガタ(--;)
賀茂競馬の撮影はことしはみあわせよう。
15日の葵祭は去年写真がパーになったリベンシなので体調万全で臨みたいし、走馬もみられるだろうしね♪

で、代わりにどこに行くかというと、藤の花がみたい♪
平等院春日大社は絶対混雑するだろうからパスw。
まだみたことのない藤をみたいな~と思って、滋賀・草津三大神社に行くことにしました。
…しかしGW渋滞がこわいな~。
なになに、境内参拝に時間制限なし?
じゃあ渋滞と混雑回避で早朝に行こう。

渋滞さえなければウチから草津までは京滋BPで3、40分ほどで行けます。
朝7時過ぎには現場到着。
三大神社と志那神社惣社神社で「志那三郷」というのですね☆
いずれも藤の名所とのこと、せっかくだから三社とも周ろう♪

まず三社神社
小さな神社ですが大きな藤棚が2つ、その間をアーチでつなぐ形になっています。
「砂ずりの藤」といわれるくらい伸びるそうですが、まだ数十センチほどで七分咲き程度でしょうか。
それでも十分みごたえがあります☆

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三大神社の藤

続いて志那神社
「志那三郷」と呼ばれるくらいですから、ここが三社の中心なんでしょうか?
駐車場は三大神社にしかなさそうなので、三大神社からてくてく歩いて向かいます。
麦畑が広がり、さらに田植えもはじまっていて、その奥に比叡の山。
散歩にはいい眺めです♪
鳥居からまっすぐ伸びた参道を進むと舞殿があって、拝殿はなく社が三つ並んでいます。
いい風情の神社です♪
社に向かって右手に藤棚。
三大神社よりもまだ花が咲いていません。五分咲き程度かな?
竹林に囲まれている分開花が遅めのようです。

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志那神社の藤

そして惣社神社
こちらの藤は三大神社と同程度の咲き具合☆
まだまだこれから伸びそうな花房です。
提灯が取り付けられているのがおもしろい♪
藤のライトアップもみられるそうで、一度みてみたいものです☆

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惣社神社の藤

この志那三郷の神社はいずれも志那津彦命シナツヒコノミコト)・志那津姫命(シナツヒメノミコト)という共通の神さまが祀られているそうです。
諸説ありますが、伊邪那岐イザナギ)と伊邪那美イザナミ)の間に生まれた風の神さまで、級長戸辺命(シナトベノミコト)という女神のみの一柱だったりこの三社のように男女ペアだったりするそうです。
思うに、比叡山を東に臨む琵琶湖のほとりの平地であるこの地域は風が強く吹くのでしょうか。
特に冬は比叡おろしで冷たい風になるのかな?
一説には伊邪那美が朝霧を吹き払った息から生まれたという風の神さま。
時に厳しく、時にやさしく。
そう考えると、風に揺れる藤の花、風の神さまにぴったりだという気がします。
そんな「風」に思いをいたす初夏の朝の散策でありました♪

さて、三社参拝したあとでもまだ9時すぎw。
このあとどうしよう?
せっかくだから水生植物園にでも行こうかな?
そう思って烏丸半島方面に向かったのですが、琵琶湖畔はキャンプや釣り人でけっこうな人出。
…こりゃ昼ごろには湖岸道路は渋滞になる。
ついでに帰りの高速も心配。
そう思って、道の駅草津でちょっと一服したあと撤収することにしたのでありました。

帰宅後ヨメさまと合流、買い物のついでに昼食は2人でラーメンw。
ヨメさんの要望で今月3日にオープンしたという城陽の「龍仙 麺屋京都」で「金・チャーシューメンのりりん好みの濃い口がっつり黒醤油味に中太麺はコシ強め、たっぷりモヤシがなんか懐かしいお味で(^▽^)ウマウマ~☆

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金・チャーシューメン@龍仙 麺屋京都

葵祭本祭の前にもう1日休みがあります。
天気さえよければもうひとつみに行きたい藤の名所があるんですが、どうかな~?