のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

紅葉の湖北、見仏記

noririn_06102018-11-14

ことしは通年で写真撮影の機会が減っていますが、紅葉シーズンはさすがに外せません。
で、この時期だったら紅葉もいい頃合いかな〜と13・14日で休日をとりました。
ところが、2,3日前まで晴れ予報だった14日にお出かけすることにしたのですが、前日に急にくもり予報に。
出発時も晴れ間もみえるものの暗い雲が多い空模様、どうなることやら(^^;)

去年に続いて湖国・滋賀の紅葉の名所をと、向かったのは湖北・長浜、鶏足寺
ボク以上に最近めっきり写真撮影の意欲を失ってるヨメさまですが、初めて行くところならというので、今回はボクも行ったことのない場所にしたというわけです。
どんなところかよくわかりませんが、紅葉と仏像がたくさんみられるらしいので行ってみることにしました♪

名神から北陸道小谷城スマートIC」なんてのがあるんですね☆
高速はソリオくんのクルーズコントロールで楽ちんです♪
くもりがちの空は現地に着くとスッキリ青空、これも日ごろの行いというわけです(^ー^)\
で、鶏足寺付近に着くと、臨時駐車場が開設されていて、なかば無理やりそっちに駐車することになりました。
寺までおよそ20分ほどの散策コースは丘陵地のアップダウンで意外とキツい(^^;)
特に出不精のヨメさまはしょっぱなから歩いてるあいだぶ〜ぶ〜いってますw。

のどかな秋の風景を少し歩くと、まずみえてきたのは與志漏神社の立派な鳥居。
鳥居をくぐって、美しく色づいた参道の紅葉を愛でつつ奥に進むと己高閣・世代閣という仏像の収蔵庫がありますが、こちらはのちほど。

散策道を進むと鶏足寺
行基菩薩の開基だそうですが、伽藍はお堂がいくつか点在するのみです。
雪深い地域なのでしょう、屋根がトタン(?)で保護されています。
建造物を眺めて楽しむようなお寺ではなさそうですね。
きっと普段は山間でひっそりした境内なんでしょう、この時期以外はあせあせ
やたら観光客が多い(−−;)
狭い散策道や石段をすれ違うのにも苦労しそうな人出です。
参道の散り紅葉が有名らしいのですが、その場所では必死に写真を撮る人が絶えません。
紅葉スポットを紹介するWEBやパンフの写真を再現したい気持ちはわかるけど、みあげれば美しい透過光の紅葉があるのにもったいないなぁ。

さらに散策道を行くと石道寺
奈良時代に開かれ伝教大師が再興したというお寺ですが、大正になってから現在の場所に移されたのだそうです。
小さな本堂ですが、紅をさしたような赤い唇が印象的な美しい十一面観音さまと、厳めしい持国天多聞天などが安置されています。

ここまで来て、ヨメさまはギブアップふらふら
石道寺でボクがクルマ出迎えに来るのを待つとのこと(^^;)
ボクは来た道を戻って先ほどスルーした己高閣・世代閣の仏像をみにいきました。
鶏足寺が「己高山」とそのとなりの戸岩寺が「世代山」と号することからその名がついた、それぞれの寺の仏像を安置する収蔵庫です。
己高閣には鶏足寺の本尊・十一面観音さまや七仏薬師如来像など、世代閣には戸岩寺の本尊・薬師如来立像や十二神将像、さらに珍しい魚籃観音像などたくさんの仏像をみることができます。
中でも個人的に興味をひかれたのは魚籃観音さま。
魚の籃をぶら下げて持ってる観音さまというのは今までみたことがありませんでした。
これはおもしろい♪
紅葉と仏像を堪能したあとヨメさまと合流、今回の散策はここまでにしたのでありました。

お昼は長浜の有名店「麺屋ジョニー」で「厚切り炙り焼きチャーシュー麺(醤油)」醤油味のスープはあっさりスッキリですが、中太でちぢれ気味の麺はコシがあって食べごたえがあり、そして2枚の厚切りチャーシューがボリューミーで(^▽^)ウマウマ〜☆

帰りは高速を使わずに琵琶湖畔をのんびりドライブ♪
長浜からお城の脇を素通りしてw、近江八幡あたりまで。
南下するほどまた空模様が怪しくなってきたので、栗東ICから高速に乗って帰宅したのでありました。

京都でも各所紅葉が見頃になりつつある11月半ば、次の休みも天気が良ければ出撃したいと思います。
どこにいこっかな〜♪