のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

宵山とそのあと

noririn_06102018-07-17

7月16日、祇園祭宵山
コンコンチキチンを聞かなきゃ京都の夏じゃない☆
酷暑の中、多忙の中ではありますが(^^;)

正直前祭はスルーしようかとも考えたのですが、数日前スマホでニュースチェックのさなかふとみた祇園祭関連の記事をみて考えを改めました。

胴掛の人物名、百年間違ってた 祇園祭・保昌山、説明変更へ」(京都新聞
http://a.msn.com/01/ja-jp/AAzXPg3?ocid=st

「虎に張騫」と「鳳凰に巨霊人」とされていたのが「鳳凰に張騫」「虎に巨霊人」が正解だというのです。
何に興味をひかれたのかって、そもそも自分が保昌山の胴掛そのものを知らなかったのでした(^^;)
保昌山というと、丹後守平井保昌が和泉式部のために御所で折ってきたという紅梅を持つ姿が印象的ですが、胴掛までちゃんとみてなかったなぁ(^^;)
張騫は高校世界史でも名前が出てくる漢・武帝時代の外交官ですが、巨霊人って?
どうも仙人みたいですが、小人という話も。
これは確かめねば!
…というわけで、今回の前祭宵山に出陣しようと決めたのであります。


午前中はのんびり過ごして、午後から例によって父にクルマを借りて出発♪
途中スズキのお店に寄って新車購入に伴う車庫証明の書類を出してきて。
京都駅周辺の駐車場にクルマをとめて、地下鉄で烏丸四条駅。
…あ。
クルマをとめてから思い立った。
山鉾巡行に行かずにあす予定してた映画みにいこう♪
ハン・ソロスターウォーズストーリー
Tジョイ京都でレイトショー。
ヨメさんはみないって言ってたし、宵山は夕方くらいには撤収するつもりだし、オマケにレイトショーでリーズナブル♪
あしたよりきょうみにいっといた方が色々都合がいい☆

烏丸四条に着いて、さっそく保昌山へ。
1か所ぽつんと少し離れたところにある保昌山。
胴掛も展示されていましたが会所が狭くって巨霊人の方がよくみえないなぁ…
でも、ものすごいおじいさんの絵でいかにも小人ではなく仙人ってことはわかりますw。
ただ、張騫の方もものすごいおじいさんなので、これじゃどっちがどっちか確かにわかりづらいw。
もうちょっとよくみたかったけど、巡行の時じゃないとダメかなぁ?
それでも左右両方並べては進行方向の都合でみれないだろうしw。
とりあえず今回のご縁で粽を授かって移動しましたが…ご利益が「縁結び」って(^^;)

あとは主に鉾をメインに鉾町散策。
鉾の胴掛・見送りは放下鉾のフクロウをはじめよくみてたつもりでしたが、山の胴掛はちゃんとみてなかったな〜と思い、占出山の会所ではしっかり三十六歌仙日本三景の胴掛などを改めて鑑賞しました。
途中いつものホリーズカフェで休憩をはさんで買い食いしたり、実家のお土産用に粽と手拭いを授かったり。
ナマの祇園囃子にしばし聴き入ったり♪
そろそろ日が暮れそうな時間帯、夕焼け空になったらいいのにな〜と思ってたのに思ったよりいい色にならなかったので、こちらも早々に撤収することにしました。
暑くて暑くてTシャツもタオルもしぼれそうなくらいの汗と、祝日の大混雑、さらに久しぶりの撮影散策だったからかまた腰に違和感(痛いというよりだるい感じ)が出てきたこともありましたし(^^;)

夕焼け・夜の提灯祭は後祭の際にまた撮れるかな?
そんなわけでことしの祇園祭・前祭はこれにて終了。
このあとは京都駅まで戻って映画鑑賞となりました。

つづく。