のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

入学式と怒涛の桜

noririn_06102014-04-09

ことしはここ数年でもっとも撮影機会に恵まれない桜シーズンになっています(−−;)
仕事が忙しい上、少ない余暇は悪天候
のどかな季節なのに、別に花粉症でもないのにフラストレーションがつのります。
次の余暇(12、13日)もみごとにくもり・雨予報…

一方、ウチの坊主はあっぱれな晴れ男☆
卒業式に続いてきょうの入学式もみごとに晴れ。
ここは坊主にあやかることにしよう♪

ということで、坊主の入学式に続いて昼から出かけるという強行スケジュールを組みました。
…で、どこに行く?
入学式なんてそれほど時間がかかるものでもないハズ。
しかもこの春ぜひとも行きたかった福知山城・篠山城の方面は今まさに桜満開とのこと。
京都の社寺の桜も捨てがたいけど、どうせムチャするならここは初志貫徹といきましょう☆

坊主が入学する中学校はボクの母校でもあります。
卒業以来立ち寄ることもなかった校舎はかなり修復されて真新しくなっていました。
でも、ところどころにむかしの面影が残ってて、感慨深いものがあります。
そんな中で入学式。
まだ校歌もだいぶ覚えていますね♪
式の最中、最前列の坊主はわずかしかみえませんが、ウチでのダラダラとはうってかわってかなりきびきび行動してるじゃないですか。
親がなくとも子は育つ。
少しずつ成長してるんだな〜という気になりました。
あせらず騒がず、じっくり見守ることも親として大切ですね☆

さて、思ったより時間をとられてしまって、式が終わるともうお昼。
坊主は終わったらひとりで自転車で帰ってしまったので、ヨメと中学校の近所の吉野家で昼食。
ヨメをウチに送って、いざ出撃♪

当初福知山城から篠山城に向かう予定でしたが、順序を逆にしました。
最悪途中で日が暮れても福知山城のライトアップがみられるから、という理由です。
京滋BPから名神舞鶴道を通って丹南篠山口へ。
ウチからおおよそ1時間半の行程、名神までの途上の桜はもう見ごろを過ぎている感じでしたが、舞鶴道で北上していくにつれ美しく咲く桜が増えてきて、期待がいよいよ高まります♪
24勤務とか夜勤が多い職場ですが、珍しく日勤が2日ほど続いていたので昼寝しなくってもそれほど眠たくありませんw。

篠山城山陰道の要衝であるこの地に徳川家康が譜代の松平康重に建てさせたお城です。
築城には藤堂高虎池田輝政といった城作りの名人が携わっています。
天守閣はありませんが、二の丸大書院が2000年に復元され一般公開されています。
はじめてここを訪れたときはまだ大書院はありませんでしたが、桜シーズンの訪問はそのとき以来です。
1千本という城域の桜がちょうど満開で本当にみごと☆
いや〜、ムリしてでも来て本当によかった♪
ただし、時間の都合で大書院の内部などの拝観はスルーw。

舞鶴道に戻って、今度は福知山へ。
福知山城明智光秀の城として有名です。
『軍師 官兵衛』でも描かれている通り、羽柴(豊臣)秀吉が山陽道・播磨から毛利攻めに向かったのに対して光秀は山陰道から中国地方を目指し、丹波を平定して建てたのが福知山城です。
それほど大きくないながらも端正な天守閣は丘の上にあって福知山市街からよくみえます。
幾度となくその姿をみてはいるものの、写真撮影はフィルムカメラの時に一度訪れたっきりで、ずっと桜の季節にちゃんと撮影に来たいと思っていたのです。
時間が気になっていましたが、何とか日没前に到着できました♪
こちらの桜は全体的にはもう散り始めという感じでしたが、天守閣脇の桜の樹がみごとに満開☆
時折吹く風にふわっと散る花びらがとっても美しかったです☆
今回の桜シーズン、ようやく訪れた至福のひと時。
やっぱり城と桜はよく似合いますね♪

2つの城を急ぎ足で拝観しましたが、桜を満喫したという点では十分すぎるほどでした。
満足満足♪

帰りは京都縦貫道を通って、帰宅したのが18:30ごろ。
坊主はあすからいきなり弁当持って登校ということらしいのですが、弁当のおかずの材料も十分そろっておらず、また夕飯の支度もないということだったので、そのまま3人で外食にいくことにしました。
イオンモール久御山内の『PS MARIO』イタリアンのビュッフェレストランです
ビュッフェスタイルはついつい食べ過ぎて苦しくて気持ち悪くなるのが難点ですね(^▽^;)

さて、桜を満喫できてようやく胸につかえていたもやもやが一気に晴れた感じがあります。
でも、まだまだ今月中に「関西花の寺」めぐりで行きたいお寺が2つもあるし、その前に行けるなら御室桜もみに行きたいし。
天気予報とのにらめっこが続くのでしたw。