のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

マイ・マニフェスト

公示を明日に控える総選挙。
主にツイッターで政治関連のつぶやき(というかニュース記事感想)を述べているのりりんですが、備忘録もかねて自身の主義主張をまとめておこうと思います。
それに合致する部分のより多い候補者・政党に投票する、題して「マイ・マニフェスト」。

◎争点となっている政策
原発
原則として「脱・原発」一刻も早く原発を廃止すべきだと考えています。
しかし、それがすぐにできないこともわかっています。
個人的には「核」という一歩間違えれば日本だけでなく世界に死をもたらすモノを営利団体である電力会社のいいように扱わせてはならないと考え、電力会社から原子力を分離すべきだと思います。
先の原発事故により各電力会社には事故の際の賠償・処理能力がないことが明白になりました。
原発を含む核開発施設は国の直轄とし、研究施設として経済産業省からも分離して運営するべきだと考えます。

○TPP
現時点でのボクの結論は、「TPPとは日本以外の参加国が日本にモノを売るための協定」であるということ。
日本がいないとそれほど意味を成さない協定なので、高みの見物を決め込んで協定の成り行きを見守るのがいいと思います。
現時点の参加国で他国からモノを買う能力があるのは内需が充実した日本だけなのですから、出来上がった協定に対しての評価で参加の是非を考えるくらいで十分だと思います。

○消費税
ボク個人的には「何が何でも増税反対」というわけではありません。
あくまで消費税その他すべての税制と国のカネの使い道を精査するのが先であって、その上でどうしても必要な分は増税もやむなしだと考えます。
しかし、特に消費税に関しては大きく3つの問題を解消しない限り増税は許せません
1.脱税阻止 2.還付金制度の見直し・廃止 3.ほかの間接税との関係
ついでに言わせてもらうと、TPPとの兼ね合いも含めて考えないと税収がメチャメチャなことになるでしょう。

社会保障制度
職業差別断固拒否の観点から、年金は国民年金に一本化すべきだと思います。
もちろん国会議員も。
老後の資金をさらに貯めたい、余力のある人は民間の保険会社の個人年金などを利用するのがいいと思います。

憲法改正
自衛隊自衛軍するとかいう名前の話はどうでもよく、とにかく現状でも自衛隊というものの定義を憲法に記載する必要があると考えます。
自衛隊が国際的にみて軍事「力」であることは明白です。
権限やチカラを有するものは憲法に明確に記載すべきです。
その他、個人的に一院制にすべきだと考えています。
現状の天皇の役割にも色々問題が多いし、私学助成金制度の問題も解消すべきだと思います。

◎その他
○警察・検察の取調べ可視化
自衛隊に限らず、権限を有するモノには監視が必要です。
無謬は一切認めないという基本スタンス。

天下りの禁止と独立行政法人の廃止
独立行政法人は採算が合うものは民営化、合わないものは廃止。
独立行政法人を廃止すれば天下りも、いわゆる「渡り」なども制限できると思います。
あと、天下りを受け入れた企業には原則的に公共事業の入札を禁止すればなおよいでしょう。

裁判員制度の見直し
現状の凶悪犯罪に加えて(あるいは凶悪犯罪を廃して)公職者の犯罪(贈収賄等.)、違憲立法審査等に対してこそ裁判員裁判を導入すべきです。

○官公庁・地方自治体の記者クラブ廃止
国会、首相官邸に限らず、各都道府県庁、警視庁と道府県警本部、その他もろもろ、いたるところに記者クラブが存在しますが、これらすべて必ずといっていいほど利益供与を受けています。
インターネットをはじめ他メディアを排除する姿勢は、現代においては国民の知る権利の侵害です。

○現代版「側用人」制度
政治任用による「側用人」に、各省庁が閣議に持ち込む法案を精査・確認し、不十分な法案はその場で破棄する、あるいは省庁につき返す権限を与える制度を創設し、省庁の権限を抑制する案です。

○成人の定義の見直し
従来のような年齢による定義を廃して、義務教育修了をもって成人とします。
それに伴い、義務教育は「成人」にふさわしい知識・教養を身につけられるよう教育を実施します。
現状の中学卒業では不十分と考えるなら留年もあり得る高校までを義務教育とすればいいと思います。

ざっと思いつくまま書きましたが、訂正、追加などがあったらこの場で編集します。
ご意見等ありましたらどしどしコメントしてください。