のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

時代祭

noririn_06102012-10-22

10月22日、この日の京都は時代祭鞍馬の火祭が催行されます。
毎年時代祭はいいから鞍馬に行きたいな〜と思うんですが、いかんせん夜の鞍馬から帰宅するアシがありません。
しかもことしは当日だけでなく23日もお休みをいただいて、満を持して鞍馬へ…と思ったんですが、どうも天気予報が怪しい。

ん〜。

…なんて考えてひと月ほどw。
京都駅その他で貼り出された時代祭のポスターがなんかイイ☆
こんな写真が撮りたい♪
日程が近づくにつれて、どうも天気も鞍馬より時代祭といってるように夜は雨とのこと。
去年雨で行けなかったこともあって、ことしも鞍馬を断念して時代祭に行くことにしました。

時代祭祇園祭葵祭と並んで京都三大祭に数えられますが、どうも単なる仮装行列のような気がしてあまり好きではありませんでした。
でも、3年前に「室町幕府執政列」が新たに加わり、今も、これからも進化し続ける祭という印象を抱いて、みる目が変わりました。
加えて日本の首都の座を東京に譲り渡して後、京都の街が廃れてしまうんじゃないかという京都市民の気持ち、その京都市民の「意地」の祭という側面もあります。
ある意味近代以降の京都というものを象徴している祭だいう気がして親近感がわいてきます。
ぼちぼち新撰組あたりも復権して行列に参加する…かもw。

今回はどのあたりでみようかな〜、やっぱり御苑かな〜と考えて、例年混雑する建礼門真正面を避ければそれほど場所取りで急ぐ必要もなし。
御所に向かう道中朝の通勤ラッシュ(?)にハマって結構時間をとられましたが無事思惑通りの場所に位置を取ることができました。
前回拝観した3年前の位置のほぼ向かい側。

写真撮影という点でいうと、けっこうやっかいです。
葵祭でも同じことが言えますが、とにかく御所内の道が広いので、人物をアップで撮ろうとするとどうしても望遠レンズが必要になります。
広角で勝負しようとするとやはりバックの風景をよくしたいので混雑覚悟で建礼門真正面に場所取りということになるでしょう。
で、のりりんは70-200mm望遠レンズに×2エクステンダーで最大400mmの望遠。
そうすると今度は露出で苦しめられることになります。
晴天の青空と砂利道が入ると露出アンダー気味、それらが入らないと松林の深い緑色がバックになって今度は露出オーバー気味になります。
そしてきらびやかな時代装束は真っ白いものから真っ黒いものまで色とりどりで、を意識せずに撮影するとぶっ飛んだり暗〜い写真になってしまうわけです。
連写連写で撮りまくるより1枚1枚丁寧に撮影しないとあとで泣きを見る、と。

そんなことを考えながら眼前で繰り広げられる時代絵巻を存分に楽しみました♪
ただ、残念ながら巴御前さんが乗馬に慣れてなかったせいかずっとうつむき加減で、ポスターのような写真は撮れませんでした(^^;)
まあ、見覚えのある舞妓さんなんかもみれて満足でしたけどねw。

朝から行列が御所を行き過ぎるまで終始雲ひとつない最高の秋晴れでしたが、かなり暑くて、この時期にして少々日焼けしちゃったみたいです。
…これで夜から雨ってウソでしょ?また天気予報にだまされた感が(−−メ)
まあでも、去年は時代祭が雨で順延になったことを考えればイイ天気で何よりでした。

帰りは御所からも近い今出川大宮「ラーメン彦さく」で「自家製焼豚と白ネギのあっさり塩ラーメン(細麺・チャーシュー増し)」ゆず胡椒の利いたあっさり塩味スープに細麺がからんで、チャーシューも2種類楽しめて(^▽^)コリャウマー☆

まだまだ日中は暑いくらいですが朝晩の冷え込みに紅葉の色づきも気になる季節になってきました。
秋はやっぱり忙しい♪