のりりんの京都日和

京都府在住ののりりんの徒然ブログ

よいこの徒然草・第七十一段

名前を聞いただけでその人の姿形が想像できるような気がしても、実際に想像通りであったことはまずありません。でも、遠い昔の話として聞いた事実が、今ある他人の家のそのあたりで起こったことのように思われ、その登場人物の人柄までも身近な人と重ね合わせて自然と「このような人だったのだろう」などと思った覚えは誰にでもあるでしょう。
また何かの折に、たった今その人が言った言葉も、目に見えているものも、自分の心の中に「こんなことが前にもあった」と思えてきて、それがいつだったかは思い出せなくても、確かにあったはずだと思えるのも私だけではないはずです。

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去年からミステリースポットめぐりをしていますが、怨霊信仰について考えると、今も昔も日本人の死者に対する考え方ってそれほど変わらないな〜と妙に親近感を覚えます。
むしろいまどきのヘンな日本語を使う若者や傍若無人なおっさんおばはんの方が自分と遠い世界の人のような。

まあ、論点がズレてる気もしますがw。